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【参考資料2-4】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)歯科編 (26 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》 |
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抗微生物薬適正使用の手引き
第四版
歯科編
国内では、2019 年のセファゾリンの原薬不足による供給不安が知られているが、
以後も多数の供給不安が起きている 83。当時の供給不安では、整形外科領域の SSI の
増加等が報告されている 84。その後も同様の問題は続いており、2021~2023 年で少
なくとも商品別で 600 件以上が報告されている。
供給不安自体がなくなることが重要であるが、処方した抗菌薬が使用できない場
合にどの抗菌薬が代替薬として使用できるかを把握しておき、その中から入手可能
な抗菌薬を適切に選択することが重要である。表 13 に歯科で第一選択とされている
供給不安のある経口抗菌薬とその代替抗菌薬を示す。
表 13.
歯科で第一選択とされている供給不安のある経口抗菌薬とその代替抗菌薬
供給不安のある経口抗菌薬
●アモキシシリン
●クラブラン酸 / アモキシシリン
代替抗菌薬
セファレキシン、クリンダマイシン(Access 薬)
アジスロマイシン、クラリスロマイシン(Watch 薬)
26
第四版
歯科編
国内では、2019 年のセファゾリンの原薬不足による供給不安が知られているが、
以後も多数の供給不安が起きている 83。当時の供給不安では、整形外科領域の SSI の
増加等が報告されている 84。その後も同様の問題は続いており、2021~2023 年で少
なくとも商品別で 600 件以上が報告されている。
供給不安自体がなくなることが重要であるが、処方した抗菌薬が使用できない場
合にどの抗菌薬が代替薬として使用できるかを把握しておき、その中から入手可能
な抗菌薬を適切に選択することが重要である。表 13 に歯科で第一選択とされている
供給不安のある経口抗菌薬とその代替抗菌薬を示す。
表 13.
歯科で第一選択とされている供給不安のある経口抗菌薬とその代替抗菌薬
供給不安のある経口抗菌薬
●アモキシシリン
●クラブラン酸 / アモキシシリン
代替抗菌薬
セファレキシン、クリンダマイシン(Access 薬)
アジスロマイシン、クラリスロマイシン(Watch 薬)
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