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【資料2】業績評価シート(令和6年度)Ⅲ.組織・運営体制関係 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html
出典情報 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》
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【事業計画の達成状況】(事業報告書 P188~P189)


事務処理誤り等の再発防止
2024(令和 6)年度に発生した事務処理誤り等については、発生の都度、支部において原因

を追究し、再発防止策を策定のうえ、対策を実施しました。
また、本部において、業務手順を明確化する等のため、マニュアルを改正し、組織全体の
再発リスクを低減する取組を実施しました。
併せて、事務処理誤りの一覧を全職員が閲覧できるようにするとともに、影響度や発生頻
度等の観点から重要な事務処理誤りについては、e ラーニングを月 2 回配信し、原因や再発防
止のポイントを分かりやすく解説することにより、事務処理誤り防止の再徹底を行いまし
た。また、e ラーニングを配信した都度、全職員が閲覧できる電子掲示板を活用して周知する
ことで、職員が確実に e ラーニングを受講するよう、工夫しました。


事務処理誤り等の防止強化月間
大規模な人事異動後は、業務運営体制の変更に伴う事務処理誤りのリスクが増加するおそ

れが大きいことから、2024 年度は 10 月を事務処理誤り防止強化月間とし、集中的に取り組む
こととしました。
また、防止強化月間の前月である 9 月を準備期間とし、支部において年度当初に策定し、
取り組んでいる事務処理誤り発生防止策の検証と改善を事前に行ったうえで、取組を実施し
ました。


リスクの発生を事前に抑制するための取組
協会では、リスクが顕在化する前にリスクを洗い出して、分析・評価し、優先度の高いリ

スクへの対策を実施することにより、その発生を抑制するための仕組みを整備し、組織全体
で取り組むことで、リスク管理体制を更に強化していくこととしています。
2024 年度は、全支部においてリスクの洗い出し、分析・評価の取組を行い、支部で対策を
実施すべきリスクについて、対策を実施しました。なお、全支部で実施するにあたり、2023
(令和 5)年度に九州・沖縄ブロックで先行実施した内容を踏まえ、「リスクの予防措置取組
ガイド」を策定し、全支部を対象としたリスクの予防措置に関する説明会及びグループワー
クを 10 ブロックで開催しました。
本部においては、支部で洗い出したリスクを集約し、組織全体で対策を実施すべきリスク
のうち、優先度が高いと判断したものについて、対策を検討しました。全支部で取り組むべ
きものについて、今後も整備を進めていきます。
また、リスク管理体制整備の一環として、カスタマーハラスメント対策プロジェクトチー
ムを設置し、支部における発生状況等を調査するとともに、カスタマーハラスメント対策基
本方針を策定し、2025(令和 7)年 4 月に公表しました。

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