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特定細胞加工物の微生物学的安全性指針(案)[1.1MB] (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63117.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第110回 9/8)《厚生労働省》
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未定稿
[消毒剤の選定]
一般的な消毒剤選定の基準は、以下の項目を念頭に選択する。
i)

対象微生物に対して、殺菌力が優れるもの

ii)

作業性が良いもの

iii) CPC という特殊な作業環境に対して、安全性が高く、効力が安定しているもの
iv)

消毒剤の原液が化学的に安定で、保存時に効力の低下が少ないもの

v)

低濃度で殺菌力があり、殺菌時間が短いもの

vi)

製造機器等への残存性や吸着性が少ないもの

vii) 構造設備や製造機器に対して、腐食性が少ないもの
viii) CPC 及び周辺に対し、環境汚染上問題がないもの
ix)

作業者(清掃・消毒作業者を含む)の健康に悪影響を及ぼす可能性の低いもの

以上は一般的な消毒剤選定の基準であるが、施設の状況や環境測定時の検出微生物の対
応等、用途に応じ、重要とする項目が異なる点に留意すること。

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