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特定細胞加工物の微生物学的安全性指針(案)[1.1MB] (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63117.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第110回 9/8)《厚生労働省》
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未定稿
別添2 再生医療等提供計画における記載方法
再生医療等提供計画においては、再生医療等提供機関が作成する「特定細胞加工物等概
要書」
、CPC が作成する「特定細胞加工物等標準書」及び各基準書(無菌操作を担保するた
めの「衛生管理基準書」、細胞加工物の無菌操作や製造工程において操作法や操作におけ
る確実性を担保する管理法などを定める「製造管理基準書」及び工程内試験や投与の可否
を判断するための「品質管理基準書」をいう。)に、無菌性を担保するための操作法や試
験法などを記載する必要がある(施行規則第8条、第 96 条及び第 97 条関係)。
以下に、特定細胞加工物等標準書における記載例を示す。
記載例
特定細胞加工物の製造工程
製造工程

製造工程の概略

製造工程での操作法や検査

(1) 細胞分離・単離工程
(工程管理①)

・・・

(2) 細胞培養工程
(工程管理②、中間体①)

工程管理試験②:培養上清 2mL を無菌的に
採取し、メンブランフィルターへアプライ
する。ろ過後メンブランフィルターを無菌
的に取出し、2-7 日間 30℃で、2 種類の培
地を添加して培養。培養後 ATP による生物
発光の有無を検査:判定基準 陰性

(3) 遺伝子導入工程
(工程管理③、中間体②)
(4) 最終培養工程
(工程管理④)
(5) 充填工程

・・・
・・・
・・・

特定細胞加工物等の規格・試験法
規格

判定基準

試験方法

1)細胞数:○○個以上
2) 細胞生存率:〇%以上
3) 細胞マーカー:〇+細胞
○○%以上
4) 感染症検査(提供 1 日目
と 4 時間前)
(1) 無菌試験:陰性

培養上清 2ml を無菌的に採取し、抽出キッ
ト A により DNA を調製(100µL)。調製し
た DNA 溶液 5µlL を用いて 16SrRNA ゲノム
検出用 qPCR により検査:判定基準 陰性

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