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材-1特定保険医療材料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62378.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第130回 8/27)《厚生労働省》
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0. 医療機器を取り巻く状況について
⑤ 新規製品の未導入(デバイスロス)2/3
【日本の償還価格が安いために日本に導入できない製品事例】①
➢ 胸腔・腹腔穿針ドレナージ(PleurX / PeritX:欧米発売から約20年間、日本未導入)
胸腔・腹腔穿針ドレナージ
ドレナージキット

製品の使用イメージ:
腹水または胸水の貯留部位に
カテーテル先端を留置し、体外
にあるもう一方の先端に吸引
用ボトルを接続することで廃液
を行う。

留置用カテーテルおよび専用のド
レナージキットで構成される。

カテーテル
対象疾患

末期の悪性腫瘍に起因した腹水または胸水の発生に伴う身体的症状を有する患者
第6回NDBを元にした推計によると、年間対象患者数は24,495人程度と考えられる。

製造企業名

Becton, Dickinson and Company

外国承認状況

米国:1997年6月27日(510K)、 欧州:2007年11月8日(CEマーク)

国内企業名

日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

• 欧米諸国においてPleurX/PeritXによる持続的カテーテル留置は、腹水・胸水に対する標準治療の一つとなっており、20年以上
の使用実績がある。日本のガイドラインでも国内未発売製品として紹介されている。
• 学会(日本緩和医療学会)からの要望もあり導入準備中であるが、現在実施されている治療に関連する償還価格ではカテー
テル・ドレナージキットの価格が見合わないため導入が見送られてきており、欧米に比べて約20年間のデバイスロスの状況。
【既存の治療法との比較】
• 現在日本で実施されている穿刺ドレナージはドレナージ毎に穿刺(単純穿刺)が必要となるが、本品は持続的吸引のため廃液
用のカテーテルを長期留置し、廃液ボトルを接続して廃液を行うことで頻回の穿刺が不要となる。
• 対象の多くが終末期の患者であり、通院が困難な状況も多いが、本品を使えば在宅が管理が可能となる。
• 頻回の穿刺の苦痛を低減できる。また、胸腔の場合に気胸のリスクがあるため、頻回の穿刺を避ける必要がある。
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