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総-7-5レケンビの費用対効果評価に係る「公的医療・介護の立場」の取扱いについて (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》
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(参考)イ ギ リ ス で の レ ケ ン ビ の 分 析 に お け る Q O L の 取 扱 い
NICEの分析



イギリスのNICEでは、介護負担は「介護負担の軽減により生じるQALY」として捉えることとしている。
すべての分析で含まれるわけではないが、製造販売業者が希望する場合には、その分析結果を提出できる。



分析ガイドラインも同様の考え方を採用している。



ただし、「介護負担の軽減により生じるQALY」の計算方法については、学術的に確立されたコンセンサス
は、現時点では存在しない。



そのため、推計方法の違いにより、定量的な介護負担の大きさが異なっている。
介護負担の軽減により生じるQALYの概念図

介護者の
QALY





① 企業分析での計算

※患者の生存時間が延長した分の扱
いも、適切でないと公的分析で判断。

② 公的分析及びNICEでの計算

※ただし②の解釈には両者に違いが
ある。

非介護状態

介護状態
負担軽減(-)

介護状態
負担軽減(+)

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