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総-7-5レケンビの費用対効果評価に係る「公的医療・介護の立場」の取扱いについて (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》
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公的分析による再分析
患者のQOLについては、企業分析と同じデータソースのものである。ただし、公的分析ではレカネマブ群とプラセ
ボ群の間に統計学的な差がなかったので、両群の値をまとめたものを使用した。
企業分析では、「介護者のQOL値(絶対値)」×「各状態の期間」 と計算しており、患者死亡後に介護者のQALYが
0となる構造で、患者の生存時間が延長した分の扱いも適切ではないと公的分析では考えた。
公的分析では、各状態における介護者のQOLの差を介護負担としてとらえ、その影響の差分を足し合わせ、介護負
担の軽減により生じるQALYとした。

レカネマブ群と比較対照群のQALYの差分
0.4

QALY

0.3

0.01

0.01

0.2
0.1

0.28

0.26

0.28

0.26

分析対象集団(a)

分析対象集団(b)

分析対象集団(a)

分析対象集団(b)

0.0

公的医療の立場
公的医療の立場
患者QALYの差分

公的医療介護の立場
公的医療・介護の立場
介護者QALYの差分

31