１．２

対象と方法

インタビュー調査の対象は、医業経営の支援を生業とする士業の専門職（税理
士、公認会計士）およびコンサルタントである。計５社から計 10 名に調査にご
協力いただいた。その属性の内訳は、図表 2-2-1 の通りである。

図表 2-2-1. 対象者の属性

公認会計士・税理士

１名

税理士

３名

コンサルタント

６名

調査手法としては、半構造化インタビュー調査を採用した。図表 2-2-2 の論点
を事前に提示したうえで、当日はインタビュー・ガイド（巻末資料に添付）を用
いて調査を行ったが、実際はその場の話に流れや相互のやり取りに応じて、原則
自由に回答してもらった。調査は 2025 年 1 月～3 月にかけて実施。すべて対象
者のオフィスにて対面で行い、調査時間は１回当たり 90 分前後であった。

図表 2-2-2. インタビューの論点

１．昨今の病院経営の動向、特にコロナ禍以降の変化
２．民間病院の承継・Ｍ＆Ａの最新動向、環境の変化について
３．民間病院の承継・Ｍ＆Ａにおける医療系ファンド等について
４．上記に関わる現場の問題意識と解決の方向性について
５．その他

関連する重要論点（医療政策、医業経営、その他）

2