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民間病院をめぐる事業承継・M&Aの最新動向 (11 ページ)
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出典情報 | 民間病院をめぐる事業承継・M&Aの最新動向(7/14)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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きている。
病院の場合、賞与資金等の一時的な資金需要を銀行からの融資で賄っているケース
が多い。銀行からの新規融資が停滞することで、たとえば診療報酬債権のファクタ
リングに手を出さざるを得なくなる等、資金繰りの悪循環が起こるリスクがある。
すでに金融機関からのニューマネー(新規融資)が出なくなっている病院が増えて
いるのではないか。赤字経営が継続して既存融資の条件変更となると、新規融資は
まずありえない。すでにそのような状況に追い込まれている病院がかなりの数ある
のではないかと見ている。融資の条件変更した後は、銀行側のスタンスが回収寄り
となるので、存続の危機に直結する。
さらに 2025 年夏から、コロナ期の医療機関向けゼロゼロ融資(無担保・無利子の
融資)の返済が始まる。これもキャッシュフロー上のリスクに拍車をかける。
6
病院の場合、賞与資金等の一時的な資金需要を銀行からの融資で賄っているケース
が多い。銀行からの新規融資が停滞することで、たとえば診療報酬債権のファクタ
リングに手を出さざるを得なくなる等、資金繰りの悪循環が起こるリスクがある。
すでに金融機関からのニューマネー(新規融資)が出なくなっている病院が増えて
いるのではないか。赤字経営が継続して既存融資の条件変更となると、新規融資は
まずありえない。すでにそのような状況に追い込まれている病院がかなりの数ある
のではないかと見ている。融資の条件変更した後は、銀行側のスタンスが回収寄り
となるので、存続の危機に直結する。
さらに 2025 年夏から、コロナ期の医療機関向けゼロゼロ融資(無担保・無利子の
融資)の返済が始まる。これもキャッシュフロー上のリスクに拍車をかける。
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