よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画」の施策パッケージ案 (11 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

への資金繰り支援の活用も推進する。
ⅳ)サポート体制
施策の事業者への周知及び省力化に取り組む事業者のサポート体制を、自治体、
関係省庁、宿泊事業者団体等と連携して構築する。さらに、各都道府県の生活衛生
営業指導センターにおいて、専門家による伴走型の相談支援を実施する。
ⅴ)主なKPI
2025年度から2029年度において、補助制度活用件数を年900件、施策ホームペー
ジ閲覧数を年40万PV、説明会・相談会の参加人数を年500人達成する。
③小売業
ⅰ)目標
小売業の労働生産性を2029年度までに28%向上することを目指す(2024年度比・
名目値)。
ⅱ)課題と省力化事例
小売業は労働集約的な産業であり、生産性も他業種と比べて低い。接客対応やレ
ジでの精算、店内清掃等の店舗運営に大きく人手を要しているのが現状である。一
方、POSレジ、シフト管理など、DX推進に向けた基盤整備を進めたり、掃除ロボッ
トや遠隔接客システムを活用し、省力化を実現する優良事例もある。
ⅲ)省力化促進策
・優良事例の横展開を具体化する施策として、IT導入、外注、協働、人的投資等
の省力化に関する取り組みに関する、わかりやすく、きめ細やかな優良事例集
を作成する。さらに、業界団体とも連携した情報共有体制や説明会、セミナー
等の開催や、業界紙等の広報チャネルの活用により優良事例の情報提供・横展
開を実施する。
・さらに、中小企業省力化投資補助金、IT導入補助金や、「賃上げ」支援助成金
パッケージ等の活用を推進する。
ⅳ)サポート体制
施策の事業者への周知及び省力化に取り組む事業者のサポート体制として、複数
の業界団体等を通じて情報提供を実施する。また、中小企業支援機関等によるプッ
シュ型支援と、アドバイザーの伴走による専門的支援の組み合わせにより、業界団
体に属さない中小小規模事業者を含め、幅広い事業者にアプローチする。
ⅴ)主なKPI
2026年度以降、業界団体等との懇談会を年に5回程度行い、各回のべ約4300社に
適時情報発信する。補助制度活用件数を年1,000件達成する。
④生活関連サービス業(理容業、美容業、クリーニング業、冠婚葬祭業)
ⅰ)目標
生活関連サービス業の内、理容業、美容業、クリーニング業の労働生産性を2029
年度までに29%向上し、冠婚葬祭業の労働生産性を2029年度までに24%向上するこ
とを目指す(2024年度比・名目値)。
ⅱ)課題と省力化事例
理容業、美容業、クリーニング業においては、中小零細企業や個人・家族経営が
多く、経営者の高齢化が進んでおり、自動券売機、POSレジや、会計管理システム
等の導入により、できる限り店舗の運営管理業務を中心に省力化を推進し、付加価
11