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令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(2) (42 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html
出典情報 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》
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地域支援体制加算の見直し<令和5年度予算執行調査> 資料Ⅱ-1-42
○ 地域支援体制加算は、地域包括ケアシステムの中で地域医療に貢献する薬局を評価するもの。
〇 調剤基本料1の薬局を対象とした地域支援体制加算1・2は、それ以外の調剤基本料の薬局を対象とした地域支援体制加算
3・4に比べ、実績に係る要件が大きく緩和されている。
◆地域支援体制加算の施設基準
(1)地域医療に貢献する体制を有することを示す実績

実績要件

(2)患者ごとに、適切な薬学的管理を行い、かつ、服薬指導を行っている

➊ 麻薬小売業者の免許
➋ 在宅薬剤管理の実績
➌ かかりつけ薬剤師指導料等に係る届出
➍ 服薬情報等提供料の実績
➎ 地域の多職種と連携する会議に出席
① かかりつけ薬剤師指導料等の実績
② 単一建物診療患者が1人の在宅薬剤管理の実績
③ 夜間・休日等の対応実績
④ 麻薬の調剤実績
⑤ 重複投薬・相互作用等防止加算等の実績
⑥ 外来服薬支援料の実績
⑦ 服用薬剤調整支援料の実績
⑧ 服薬情報等提供料の実績
⑨ 地域の多職種と連携する会議に出席

(3)患者の求めに応じて、投薬に係る薬剤に関する情報を提供している
(4)一定時間以上の開局
(5)十分な数の医薬品の備蓄、周知
(6)薬学的管理・指導の体制整備、在宅に係る体制の情報提供
(7)24時間調剤、在宅対応体制の整備
(8)在宅療養を担う医療機関、訪問看護ステーションとの連携体制
(9)保健医療・福祉サービス担当者との連携体制
(10)医療安全に資する取組実績の報告
(11)集中率85%超の薬局は、後発品の調剤割合50%以上

◆地域支援体制加算2を算定している薬局の各実績状況
① かかりつけ薬剤師指導料等の実績
② 単一建物診療患者が1人の在宅薬剤管理の実績

基準を満た
している

25%

73%

27%

34%

③ 夜間・休日等の対応実績
④ 麻薬の調剤実績
⑤ 重複投薬・相互作用等防止加算等の実績

58%

42%

66%

34%

12%

88%

⑦ 服用薬剤調整支援料の実績

16%

84%

⑧ 服薬情報等提供料の実績

11%

89%
30%

12回以上
1回以上
40回以上
24回以上
400回以上
10回以上
40回以上
12回以上
1回以上
60回以上
5回以上

◆処方せん集中率85%超
の薬局のうち後発医薬品調
剤割合50%未満の薬局

後発医薬品調剤割合
50%未満

(全体の1%)

66%

⑥ 外来服薬支援料の実績

⑨ 地域の多職種と連携する会議に出席

n=422

75%

24回以上

n=59,396

集中率
85%超

集中率
85%以下

40%

60%

調剤基本料1
加算1 39点 加算2 47点






1つ
1つ
以上
以上

調剤基本料1以外
加算3 17点 加算4 39点




3つ
以上

8つ
以上

1つ
以上

◆地域支援体制加算を算定
している薬局のうち「地域連携
薬局」に認定されている薬局
地域連携薬局

8%

n=877

地域連携薬局以外
満たして
いない

92%

70%

【改革の方向性】(案)
○ 調剤基本料1の薬局を対象とした地域支援体制加算1・2の要件について、地域医療に貢献する薬局を重点的に支援する観点から抜本的に見直す。
(見直しの例)
処方せん集中率が高い薬局の後発品調剤割合要件の見直し、残薬への対応や減薬の提案に係る実績の必須化、 「地域連携薬局」の認定を受けていることを要件化41