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(2)参考資料 (88 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20230529/zaiseia20230529.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史的転機における財政(5/29)《財務省》
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資料Ⅳ-2-39

都市・地方の医師の偏在について

○ 現状のままでは、大都市部において医師や診療所数が過剰となり、地方はそれらが過少となる傾向が続くことになる。
◆1都3県の二次医療圏における医師偏在の状況
上位5

都道府県

二次医療圏

医師偏在指標

下位5

都道府県

二次医療圏

医師偏在指標

1

東京都

区中央部(港区等)

789.8

41

東京都

島しょ(大島町等)

131.6

2

東京都

区西部(杉並区等)

569.1

40

東京都

西多摩(青梅市等)

138.1

3

東京都

区西南部(世田谷区等)

413.7

39

千葉県

山武⾧生夷隅
(茂原市等)

145.1

4

東京都

区南部(大田区等)

380.4

38

埼玉県

利根(久喜市等)

155.7

5

神奈川県

川崎南部(中原区等)

347.3

37

埼玉県

秩父(秩父市等)

157.5

(注)医師偏在指標について

※ 医師数を性別ごとに20歳代、30歳代・・・60歳代、70歳以上に区分して、平均労働時間の違いを用いて調整。
※ 人口10万人対医師数をベースに、地域ごとに性年齢階級による受療率の違いを調整。

(出所)厚生労働省HP掲載「医師偏在指標(二次医療圏)」(2023年4月28日公表)及び「医師確保計画策定ガイドライン(2023年3月)」を基に作成

◆人口10万人当たりの無床診療所数(2021年)
区分

無床診療所数
(人口10万人当たり)

特別区

112.5

政令市

84.8

中核市

79.9

その他

68.9

全国平均

78.2

(出所)厚生労働省「医療施設調査」

◆保健医療2035提言書(抄)
(2015年6月 「保健医療2035」策定懇談会)
さらに、将来的に、仮に医師の偏在等が続く場合においては、保険医
の配置・定数の設定や、自由開業・自由標榜の見直しを含めて検討を
行い、プロフェッショナルとしての医師のキャリアプランを踏まえつつ、地域住
民のニーズに応じて、地域や診療科の偏在の是正のための資源の適正
配置を行うことも必要となる。