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(2)参考資料 (74 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20230529/zaiseia20230529.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史的転機における財政(5/29)《財務省》
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病床機能報告(「急性期」「回復期」など)と診療報酬の関係 資料Ⅳ-2-25
○ 地域医療構想における「急性期」「回復期」という分類は、各病院が、フロアごとに定められた各病棟の主たる機能を報告するもの。
○ これと診療報酬の分類を重ね合わせてみると、最も報酬が高い「急性期一般入院料1」(看護配置7:1などが要件)に偏っ
ており、さらに、看護配置が比較的小さい病床でも「急性期」に分類されている例が多いことがわかる。
○ 病床の役割分担を適切に進めるため、7:1といった看護配置に過度に依存した診療報酬体系から、患者の重症度、救急受入
れ、手術といった「実績」をより反映した体系に転換していくべきではないか。そうした中で、10:1といった看護配置を要件とする急
性期入院料は廃止を検討すべきではないか。
◆「病床機能報告」と診療報酬の関係(2021年7月1日時点)
該当する入院基本料・特定入院料

◆「急性期一般入院料」の主な要件(2022年度)

2021年7月1日時点の機能
高度急性期 急性期
回復期
慢性期

救命救急入院料等(ICU・HCUなど)

28,322

2,530

-

24

特定機能病院7対1入院基本料等

45,010

16,133

-

60

急性期一般入院料1(7対1以上)

71,589

269,227

527

87

急性期一般入院料2~7(10対1以上)
地域一般入院料等(13対1、15対1以上)

518

144,930

7,275

466

-

31,312

16,185

6,468

49

14,589

53,880

2,349

回復期リハビリテーション病棟入院料

-

-

89,468

285

療養病棟入院料等

-

142

3,496

201,706

9,755

70,416

22,125

100,634

155,243
13%

549,279
45%

192,956
16%

312,079
26%

地域包括ケア病棟入院料等

その他(障害者施設、診療所など)


2025年の病床の必要量

13.1万床 40.1万床 37.5万床 28.4万床
11%
34%
31%
24%

入院料 入院料 入院料 入院料 入院料 入院料






看護職員
(※1)

7対1
以上

重症度、医療・
看護必要度Ⅱ
28%
の患者割合

10対1以上

24%

21%

17%

(※2)

平均在院
日数

18日
以内

21日以内

在宅復帰・
病床機能
連携率

8割
以上



点数

14%

測定し
ている
こと

1,650点 1,619点 1,545点 1,440点 1,429点 1,382点

※1 看護師比率は7割以上が要件
※2 輸血などの処置の状況や、患者の状況、手術等の状況を勘案して重
症度、医療・看護必要度が高い患者の割合。上記は許可病床200床以
上の場合。このほか重症度、医療・看護必要度Ⅰによる患者割合の基
準がある。