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(2)参考資料 (24 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20230529/zaiseia20230529.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史的転機における財政(5/29)《財務省》
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資料Ⅳ-1-10

①父親の参画(3)

○ 家庭内において育児負担が女性に集中している「ワンオペ」の実態を変え、夫婦が相互に協力しながら子育てをし、それを職場が応
援していく社会を作っていくため、「こども・子育て政策の強化について(試案)」に盛り込まれた関連施策を早急に具体化していく必要。
○ とりわけ、男性の育休の取得促進は共働き・共育てを定着させるための第一歩であり、制度と給付両面の対応を抜本強化することに
加え、育休取得に当たって負担を気兼ねする声が、特に中小企業において多いことも踏まえ、育休を促進する体制整備を行う中小企
業に対する支援の強化に取り組む必要。
◆男性の育休取得率の政府目標

◆育児休業給付の概要(現行)
支給要件:雇用保険の被保険者であること等

【現目標】2025年:30%

・1週間の所定労働時間が20時間以上
・31日以上の雇用見込みがあること

支給額:休業開始から180日までは休業前賃金の67%、それ以降は50%。
(男女ともに取得する場合のイメージ)

受給期間:1歳まで※

(最⾧2歳まで)

出産





1歳

育児休業開始
8週間

180日

出産手当金
(給付率2/3)

給付率67%

67%

28日

※具体的な制度設計は今後検討

育児休業開始

152日
(180日-28日)

(※)子が1歳になるまでに両親ともに育休を取得した場合は1歳2ヶ月まで(パパママ育休プラス)

◆仕事と子育てを両立できる環境整備に取り組む事業主への支援(現行)
■両立支援等助成金(令和5年度予算:100億円、雇用保険2事業)

①出生時両立支援コース(代替要員加算)
1回あたり20万円加算

②育児休業等支援コース(業務代替支援)

給付率50%

給付率67%

【新目標】2025年:50%、2030年:85%

・代替要員を新規雇用した場合

職場復帰

最大28日間
80%(手取り10割相当)
に引き上げ

(産後パパ育休)

1歳2月

直近実績(2021年度)
男性:13.97%
女性: 85.1%

給付率
50%

職場復帰

A 代替要員を新規雇用した場合

1回あたり50万円支給

B 業務の代替者に手当を支給した場合

1回あたり10万円支給

(1事業主当たりAとBを合わせて1年度10人まで支給(5年間))
※新規雇用には派遣を含む

周囲の社員への応援手当など育休を支える体制整備を行う
中小企業に対する助成措置を大幅に強化