よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 第4期がん対策推進基本計画(案) (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29618.html
出典情報 がん対策推進協議会(第87回 12/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(4) がん登録の利活用の推進
(現状・課題)
がん患者のがんの罹患、転帰その他の状況を収集し、がん対策の一層の推進を
図るため、平成 28(2016)年1月より、「がん登録等の推進に関する法律」(平
成 25 年法律第 111 号。以下「がん登録推進法」という。)に基づく全国がん登録
が開始された。
平成 28(2016)年より全国がん登録の届出件数は増加してきており、精度指
標については、令和元(2019)年時点で、MI比が 0.38、DCOが 1.92%であ
るなど、登録情報の内容が充実してきている。
また、がん登録情報の効果的な利活用については、がん登録情報を活用した市
町村におけるがん検診の感度・特異度の算出に向けた検討や、現行制度の課題の
整理及び見直しに向けた議論を行っている。
(取り組むべき施策)
国は、がん対策の充実に向けて、がん登録情報の利活用を推進する観点から、
引き続き、質の高い情報収集に資する精度管理に取り組む。
国は、がん登録情報の利活用の推進について、現行制度における課題を整理し、
がん登録推進法等の規定の整備を含め、見直しに向けて検討する。利活用の推進
にあたっては、保健・医療分野のデジタル化に関する他の取組とも連携し、より
有用な分析が可能となる方策を検討する。

【個別目標】
がん登録情報の更なる利活用を目指す。

56