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資料2 第4期がん対策推進基本計画(案) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29618.html
出典情報 がん対策推進協議会(第87回 12/7)《厚生労働省》
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る正しい情報を得ることができるよう、科学的根拠に基づく治療法に関する情
報提供及び普及啓発を推進する。

④ チーム医療の推進について
(現状・課題)
患者やその家族等が抱える様々な苦痛、悩み及び負担に応え、安全かつ安心で
質の高いがん医療を提供するため、多職種によるチーム医療の推進が必要であ
る。
これまで、拠点病院等において、医療従事者間の連携体制の強化に係る環境整
備に向けて、緩和ケアチームを含む様々な専門チームの設置が進められてきた。
現在、全ての拠点病院等において、専門チームが設置されており、その多くの
施設で複数の専門チームが設置されている。一方で、拠点病院等以外の医療機関
においては、専門チームの設置が進んでいない。
主治医以外にも相談しやすいスタッフがいたと回答した患者の割合は、成人
で 48.8%、小児で 78.0%となっている。
また、療養生活の質の維持・向上の観点から、食事を通して栄養を摂取するこ
とは重要であり、がん患者に対する口腔の管理に、歯科医師や歯科衛生士等と
連携しつつ対応することが求められている。
(取り組むべき施策)
拠点病院等は、多職種連携をさらに推進する観点から、拠点病院等におけるチ
ーム医療の提供体制の整備を進めるとともに、都道府県がん診療連携協議会に
おいて地域の医療機関と議論を行い、拠点病院等と地域の医療機関との連携体
制の整備に取り組む。
拠点病院等は、院内や地域の歯科医師、歯科衛生士等と連携し、医科歯科連携
によるがん患者の口腔の管理の推進に引き続き取り組む。

⑤ がんのリハビリテーションについて
(現状・課題)
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