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資料1-2-7診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite、Probable を対象とする。
絶対基準:以下を全て満たす。
(1) 原因不明の脊髄炎(下記の除外すべき疾患が除外されていること。)
(2) 抗原特異的 IgE 陽性
(3) Barkhof の MS の脳 MRI 基準を満たさない。
病理基準:
脊髄生検組織で、血管周囲リンパ球浸潤や好酸球の浸潤を認め、肉芽腫を伴う事もある。
相対基準:
(1) 現在又は過去のアトピー性疾患歴
(2) 高 IgE 血症(>240U/mL)
(3) 髄液中 IL9(>14.0pg/mL)又は CCL11(>2.2pg/mL)
(4) オリゴクローナルバンドなし
除外すべき疾患:寄生虫性脊髄炎、多発性硬化症、膠原病・血管炎、HTLV-1 関連脊髄症、サルコイドーシス、
視神経脊髄炎、神経梅毒、頸椎症性脊髄症、脊髄腫瘍、脊髄血管奇形・動静脈瘻
<診断のカテゴリー>
Definite: A:絶対基準+病理基準
B:絶対基準+相対基準(1~3)のうち2個以上+相対基準(4)
Probable:A:絶対基準+相対基準(1~3)のうち1個+相対基準(4)
B:絶対基準+相対基準(1~3)のうち2個以上

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