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資料3 留意事項(がん以外) (4 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69230.html |
| 出典情報 | 治療と仕事の両立支援指針作成検討会(第3回 1/23)《厚生労働省》 |
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<脳卒中の主な治療法>
手術
・くも膜下出血では、脳動脈瘤等からの再出血を防ぐ手術が行われることが多い。手術やカテーテ
ル治療(足の付け根や肘などにある動脈から細い管を挿入し、血管の内側から行う治療)で血管に
できたコブが破裂しないようにふさぐ方法などがあり、病態に応じて選択される。
・脳出血では、周囲の脳組織への圧迫を減らすため、出血した血の塊を取り除く手術が行われるこ
とがある。
・脳梗塞では、血管に詰まった血の塊(血栓)を取り除くカテーテル治療を行うことがある。また予
防的に、狭くなった血管を拡げる手術などが行われることがある。
・手術は脳に損傷を与えている原因(血の塊など)を除去するためのものであり、傷ついた脳そのも
のを元に戻すものではない。
薬物治療
・脳卒中の発症直後の治療の段階(急性期)から、病気の悪化や再発の予防、あるいは早期の回復の
ために注射や飲み薬などで治療を開始する。
・脳梗塞の場合、再発予防のために、抗血栓薬(血を固まりにくくする薬)による治療を生涯にわた
って行うことが多い。手足の麻痺や言語の障害、痛みやしびれといった症状を改善させるわけでは
ないが、再発予防のためには欠かせない治療であるため、調子がよいから、あるいは症状や後遺症
が改善しないからといって中止しないようにすることが重要である。
・再発予防のためには、脳卒中のリスクとなる高血圧、糖尿病、脂質異常症等に対する薬物治療も行
われる。
リハビリ
テーション
・リハビリテーションは発症直後の急性期の段階から実施され、回復期では歩行といった日常生活動
作の確立を目標に実施される。生活期(維持期)では獲得した機能を長期に維持するために行われ
る。
・症状や障害の程度に応じて、理学療法(身体の基本的な動作・機能を回復させるリハビリテーショ
ン)、作業療法(食事や入浴などの、日常生活を送るために必要な機能を回復させるリハビリテー
ション)および言語聴覚療法(話す・聞く・読む・書くなどのコミュニケーションに関する機能を
・回復させるリハビリテーション)を組み合わせて実施する。
※参考:脳卒中治療ガイドライン2015
(4)脳卒中に伴う障害
脳卒中の発症後、手足の麻痺や言語の障害などが残る場合がある。運動機能等の低下が認められた場合には
医療機関等においてリハビリテーションが実施されるが、一般的に運動機能はおよそ発症から3~6か月まで
に顕著に回復し、それ以降はあまり変化が見られなくなる。ただし、言語機能などは1年を経過して徐々に改
善する傾向がある。結果的に残存した機能低下を「障害」という。
障害の中には、手足の麻痺などの目にみえる障害のほか、記憶力の低下や注意力の低下など、一見して分か
りづらい障害(高次脳機能障害)
もある。
「障害がある=病気が治っていない」という概念は当てはまらない点に注意が必要であり、「障害があるが病気
(脳卒中)
は落ち着いており、生活や仕事には支障がない状態」があることを理解する必要がある。
4
治療と就業の両立支援 脳卒中に関する留意事項
手術
・くも膜下出血では、脳動脈瘤等からの再出血を防ぐ手術が行われることが多い。手術やカテーテ
ル治療(足の付け根や肘などにある動脈から細い管を挿入し、血管の内側から行う治療)で血管に
できたコブが破裂しないようにふさぐ方法などがあり、病態に応じて選択される。
・脳出血では、周囲の脳組織への圧迫を減らすため、出血した血の塊を取り除く手術が行われるこ
とがある。
・脳梗塞では、血管に詰まった血の塊(血栓)を取り除くカテーテル治療を行うことがある。また予
防的に、狭くなった血管を拡げる手術などが行われることがある。
・手術は脳に損傷を与えている原因(血の塊など)を除去するためのものであり、傷ついた脳そのも
のを元に戻すものではない。
薬物治療
・脳卒中の発症直後の治療の段階(急性期)から、病気の悪化や再発の予防、あるいは早期の回復の
ために注射や飲み薬などで治療を開始する。
・脳梗塞の場合、再発予防のために、抗血栓薬(血を固まりにくくする薬)による治療を生涯にわた
って行うことが多い。手足の麻痺や言語の障害、痛みやしびれといった症状を改善させるわけでは
ないが、再発予防のためには欠かせない治療であるため、調子がよいから、あるいは症状や後遺症
が改善しないからといって中止しないようにすることが重要である。
・再発予防のためには、脳卒中のリスクとなる高血圧、糖尿病、脂質異常症等に対する薬物治療も行
われる。
リハビリ
テーション
・リハビリテーションは発症直後の急性期の段階から実施され、回復期では歩行といった日常生活動
作の確立を目標に実施される。生活期(維持期)では獲得した機能を長期に維持するために行われ
る。
・症状や障害の程度に応じて、理学療法(身体の基本的な動作・機能を回復させるリハビリテーショ
ン)、作業療法(食事や入浴などの、日常生活を送るために必要な機能を回復させるリハビリテー
ション)および言語聴覚療法(話す・聞く・読む・書くなどのコミュニケーションに関する機能を
・回復させるリハビリテーション)を組み合わせて実施する。
※参考:脳卒中治療ガイドライン2015
(4)脳卒中に伴う障害
脳卒中の発症後、手足の麻痺や言語の障害などが残る場合がある。運動機能等の低下が認められた場合には
医療機関等においてリハビリテーションが実施されるが、一般的に運動機能はおよそ発症から3~6か月まで
に顕著に回復し、それ以降はあまり変化が見られなくなる。ただし、言語機能などは1年を経過して徐々に改
善する傾向がある。結果的に残存した機能低下を「障害」という。
障害の中には、手足の麻痺などの目にみえる障害のほか、記憶力の低下や注意力の低下など、一見して分か
りづらい障害(高次脳機能障害)
もある。
「障害がある=病気が治っていない」という概念は当てはまらない点に注意が必要であり、「障害があるが病気
(脳卒中)
は落ち着いており、生活や仕事には支障がない状態」があることを理解する必要がある。
4
治療と就業の両立支援 脳卒中に関する留意事項