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資料3 留意事項(がん以外) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69230.html
出典情報 治療と仕事の両立支援指針作成検討会(第3回 1/23)《厚生労働省》
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治療と就業の両立支援

心疾患に関する留意事項
以下は、心疾患に罹患した労働者に対して治療と仕事の両立支援を行うに当たって、ガイドラインの内容に加え
て、特に留意すべき事項をまとめたものである。
心疾患は、治療後通常の生活に戻り、適切な支援が行われることで職場復帰できるケースが多く存在するが、治
療法や治療後の心機能によっては継続して配慮が必要な場合もある。また、職場復帰後は再発予防に努めることも
重要である。事業者は、疾患や経過を正しく理解した上で、労働者の病状や業務内容などを踏まえて個別に就業上
の措置等を検討することが重要である。

1.心疾患に関する基礎情報
(1)心疾患の発生状況

心臓は一日約10万回、弱い電流が流れることで収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役

割をしている。心疾患には、脈の乱れを起こす病気や、冠動脈や心臓弁の病気、先天性の心臓病など様々なも
のが含まれる。代表的な疾患に「虚血性心疾患」「不整脈」等があり、また、様々な疾患が原因となって生じる「心不全」
と呼ばれる病態がある。
<心疾患の代表的な疾患・病態および症状>
主な疾患・病態
虚血性心疾患

(狭心症・心筋梗塞)

概要

症状

・冠動脈が動脈硬化等で狭くなることで、血流が悪 ・狭心症:階段を上がったり、重
くなり(虚血)、心筋に必要な酸素や栄養が十分に

い物を持ち上げたりする動作に

・「狭心症」は冠動脈が細くなり血液の流れが悪くなった

けや圧迫感が、1~5分程度続

行き渡らない状態。

状態、「心筋梗塞」は血液が流れなくなり心臓の組織
が壊死して、心機能が低下した状態を指す。

伴って、胸の痛み、胸の締め付
く。

・急性心筋梗塞:突然、締め付け
られるような激しい胸の痛みが

生じ、冷や汗、吐き気といった
症状が10分~数時間程度続く。
狭心症

心筋梗塞

血管が狭くなり、血液の流れが
悪くなるため血液不足になる

完全に血管が詰まり、そこから
先への血液の流れが途絶える

※出典:厚生労働省「スマート・ライフ・プロジェクト」

不整脈

・脈がゆっくり打つ、速く打つ、不規則に打つ状態。 ・程度が軽ければ自覚症状を伴わ
・運動や精神的興奮による生理的なものと、誘因な
ないことも多い。
く発生する病的なものがある。

・病的な不整脈は心臓に流れる電流の発生源や伝達
経路に異常があることで生じる。

・脈が速いと、動悸、胸痛や不快
感などを生じることがある。

・脈が極端に遅い/速いと、ポンプ
機能がうまく働かないため、息

切れ、ふらつき、めまいや失神
を生じることがある。

※出典:心房細動週間ウェブサイト

治療と就業の両立支援 心疾患に関する留意事項

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