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資料3 留意事項(がん以外) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69230.html
出典情報 治療と仕事の両立支援指針作成検討会(第3回 1/23)《厚生労働省》
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<就労世代に多い主な難病>
主な疾患
潰瘍性大腸炎、
クローン病

概要
・潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に、クローン病は口から肛門まで全消化管に、慢性の炎症や
潰瘍を生じる、原因不明の病気。

・主な症状に消化器機能の症状(腹痛や下痢、血便等)等がある。
・薬物治療等の継続により普段通りの生活を続けることができるが、一時的に症状が悪化
する場合があり、特にクローン病では入院を必要とする場合もある。一般に病気を理由
に仕事を制限することはないが、過労や過度のストレスで増悪することもあるため、疲
れを残さないよう注意が必要である。
全身性エリテマトー
デス

・免疫機能に異常が生じ、自分自身を誤って攻撃してしまい、全身に様々な症状が出る病気。
・主な症状に疲れやすさ、発熱、関節痛等がある。

・薬物治療の継続が必要で、日によって体調が変わりやすいという特徴があり、精神的、
身体的なストレスを避けることが重要である。

パーキンソン病

・運動機能に関する症状が出る病気。
・主な症状にふるえが続いたり、動作が遅くなったり、姿勢保持が難しくなる、といった
症状がある。

・運動、睡眠、食事、薬が基本である。健康維持のために適度な運動が必須であり、過度
な安静や仕事の制限は健康や体調維持の妨げとなる。

※参考:難病のある人の雇用管理マニュアル(http://www.nivr.jeed.or.jp/download/kyouzai/kyouzai56.pdf)、難病に罹患した従業員の就労支援ハンドブック(平 成 26年度厚生労働科学研究費補助金
(政策科学総合研究事業)(H26-政策-若手-013)「職域における中途障害者の実態調査とそれに基づく関係者間の望ましい連携のあり方に関する研究」

、難病情報センターから作成

(2)難病における症状

多くの難病に共通する主な症状として「全身的な体調の崩れやすさ」があり、全身的な疲労や倦怠感、痛み、発

熱、集中力の低下等、最初は外見からは分かりにくい症状として表れる。これらの症状は、休憩や休暇による
疲労回復、早期の通院・治療の必要性の目安となる。
その他、難病には、疾病に応じて様々な症状があり、症状の経過や疾病の進行に伴って、障害が残る場合も
ある。また、治療に伴い、顔がむくむ、免疫力が低下する、全身倦怠感が生じるなどの副作用が現れることが
ある。
定期的な検査や治療の継続、日々の体調管理により、ほぼ症状のない状態を維持できる場合も多いが、それ
でも日によって症状や体調に変動が生じる場合や、常になんらかの症状が出ている場合もある。
ただし、症状や障害がある場合であっても、作業環境や作業内容を変えることで就業の継続が可能であるこ
とが多い。
なお、症状の有無や程度は、疾病や治療の状況、個人により差がある点に留意が必要である。
<多様な症状や障害>
共通してみられやすい症状(例)

個別の疾病によってみられる症状や障害(例)

・肢体不自由、麻痺、運動失調(動作がぎこちなくなること)
・全身的な体調の崩れやすさ
-気力・体力の低下、疲れやすさ、 ・下痢、下血、腹痛
・免疫力の低下
発熱等
・労作時の動悸・息切れ、筋力低下等 ・皮膚の潰瘍・水疱
・視覚障害、弱視、視野欠損、色覚異常
・動作や姿勢の制限(首が回りにくい等)
・日光過敏(日光による肌荒れ、発疹、かゆみ等)
・体温調整の難しさ
・複視(物が二重に見えること)
・口の渇き・ドライアイ

※参考:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構障害者職業総合センター「難病の症状の程度に応じた就労困難性の実態及び就労支援のあり方に関する研究」
(平成 27年 4月 )から作成

治療と就業の両立支援 難病に関する留意事項

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