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資料3 留意事項(がん以外) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69230.html
出典情報 治療と仕事の両立支援指針作成検討会(第3回 1/23)《厚生労働省》
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各性・年齢階級における「糖尿病が強く疑われる人1」の割合は以下のとおりである。
<図1 性別・年齢階級別糖尿病が強く疑われる者の割合>

30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
20-29歳

30-39歳

40-49歳
男性

50-59歳

60-69歳

女性

※出典:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」(20~69歳 )

就労世代のうち12.7%が血糖検査において異常を認めているが2、一般定期健康診断等で行う血液検査(空
腹時血糖やHbA1c)により、糖尿病の発症リスクや糖尿病の疑いを把握し、早期に予防・治療を開始すること
が可能である。

(2)糖尿病の症状・経過

糖尿病は多くの場合自覚症状が少ないが、治療を中断するなどして血糖値が高くなると、喉が渇く、尿の回

数が増える、体重が減る、疲れやすくなる、といった症状が出る。さらに血糖値が高くなると、意識障害を起
こす場合もある。
また、血糖値が高い状態が長く続くと血管が傷つき、視力低下などの3大合併症を発症するほか、脳卒中や
心筋梗塞など、動脈硬化性疾患を引き起こすリスクが高まる(図 2 )。

<糖尿病の3大合併症>
合併症
糖尿病性神経障害
糖尿病性網膜症
糖尿病性腎症

概要
・手足のしびれや感覚が鈍くなるなどの症状がみられる。
・目の中の血管が傷ついて視力が低下する。
・状態が悪化すると、失明の恐れがある。
・腎臓の働きが悪くなる。
・状態が悪化すると、人工透析を行う必要がある。

※参考:厚生労働省「スマート・ライフ・プロジェクト」から作成

「糖尿病が強く疑われる人」とは、国民健康・栄養調査において、「ヘモグロビンA1cの測定値がある者のうち、ヘモグロビンA1c(NGSP)値が6.5%以上(平成23年まではヘモグロビ
ンA1c(JDS)値が6.1%以上)又は「糖尿病治療の有無」に「有」と回答した者」を示す。
なお、ヘモグロビンA1c(HbA1c:ヘモグロビンエーワンシー)はヘモグロビンのうち糖が結合したものの割合を指し、過去1、2か月分の血糖値の平均を反映する。ヘモグロビンは、
赤血球の中にあり、血液中の酸素を運搬する役目を担っている。ヘモグロビンは作られて壊されるまでの間(約120日)に、血液中の糖にさらされて、ヘモグロビンの一部が糖と結合す
る。血液中の糖の濃度が高いと、全体のヘモグロビンのうち、糖が結合したものの割合が高くなる。
2
労働安全衛生法に基づく一般定期健康診断において、血糖検査に有所見のあった者の割合(有所見率)
。令和4年定期健康診断結果調
1

22

治療と就業の両立支援 糖尿病に関する留意事項