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資料1 介護保険制度の見直しに関する意見(案) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67901.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第133回 12/25)《厚生労働省》
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【①幅広い利用者に利用者負担を求めることについて】

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①の考え方については、サービスの利用者にケアマネジャーの仕事の価値を認識し

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ていただくことや、ケアマネジメントが利用者や事業者に十分普及しており役割が確

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立されていること、他のサービスとの公平性の観点、介護保険制度全体の持続可能性を

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確保する観点等を踏まえて、利用者が住む場所にかかわらず、幅広い利用者に利用者負

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担を求めることについて、議論を行った。

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これについて、見直しに慎重な立場からは、

・ 高齢者にとっての負担増に伴い、サービスの利用控えが生じることになり、介護状

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態が重度化するリスクが生じるのではないか
・ ケアマネジメントに求められる客観性や公平性、中立性の確保が難しくなり、自立

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支援を行うのが困難になるのではないか
・ ケアマネジメントを経ずに介護サービスを利用する動きにつながり、過度なサービ

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ス利用により逆に介護給付費が増加するリスクもあるのではないか
・ 単に現役世代の負担に配慮する必要があるから、というだけで議論を進めるべきで

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はないのではないか

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・ 障害者総合支援法における計画相談支援との整合性にも十分に留意すべき

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・ 認知症や精神疾患、うつ病等の高齢者が増える中、ケアマネジャーは適切に信頼関

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係を構築し、意思決定支援を行う役割を有しており、認知症等の方の権利保護の観点

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も含めて慎重に検討が必要

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との意見があった。

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一方で、見直しに積極的な立場からは、

・ 長年の懸案であり、介護保険制度全体の持続可能性の観点も踏まえて、結論を出す

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ことが必要

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・ ケアマネジメントは、利用者や他の事業者の間でも十分に普及しており、その果た

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す役割も関係者の中で確立されている中、他のサービスと同様、利用者負担を求める

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べきではないか

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・ いわゆるシャドウワークの問題もある中で、ケアマネジャーの仕事の価値をきちん

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と認識いただく上でも、一定の利用者負担を検討してもよいのではないか

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との意見があった。

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【②利用者の所得状況を勘案することについて】

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②の考え方については、利用控えの懸念に配慮する観点から、ケアマネジメントの利

用者負担の判断に当たって、利用者の所得状況を勘案することについて、議論を行った。

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