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【資料1】議論の整理(案) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67486.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第208回 12/18)《厚生労働省》
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の3、1分の1と複数の案が示されているが、患者負担の影響等を踏ま
えつつ、負担額を拡大していくべき
・ 制度導入1年が経過し、国民に制度が徐々に浸透してきていると考え
るので、ゴールであるこの差額の全額を適用するという方向性をもって
制度の見直しをお願いしたい
・ どの程度の負担にするかという絶対的な基準は無いため、医療上の必
要性、あるいは納得感といったところで考えていくしかない
・ 患者負担の引上げに当たっては、まず、後発医薬品の安定供給に向け
た取組に着実に対応した上で検討を進めていただきたい
・ 薬剤の種類によっては、患者に大変多くの自己負担が発生するという
可能性もあると思うので、もう少し精査をし、その分析を踏まえた上
で、十分この見直しの議論を進めていきたい
などの意見があった。
○ これらの意見を踏まえ、後発医薬品の供給状況や患者負担の変化にも配
慮しつつ、創薬イノベーションの推進や後発医薬品の更なる使用促進に向
けて、患者負担の水準を価格差の2分の1以上へと引き上げる方向で、検
討すべきである。
【先行バイオ医薬品の薬剤自己負担の在り方について】
○ 令和6年度診療報酬改定において、長期収載品については上記のように
選定療養の対象とされたが、バイオ後続品のある先行バイオ医薬品につい
ては、選定療養の対象外とされた。
○ 先行バイオ医薬品の薬剤自己負担の在り方については、
「新しい資本主義
のグランドデザイン及び実行計画 2025 年改訂版」
(令和7年6月 13 日閣
議決定)において、
「バイオ後続品について、国民皆保険を堅持しつつ患者
の希望に応じて利用できるよう、2024 年 10 月から施行された長期収載品
の選定療養を参考にしながら保険給付の在り方について検討を行う」とさ
れている。
○ こうしたことを踏まえ、先行バイオ医薬品の薬剤自己負担の在り方につ
いて、バイオ医薬品と低分子医薬品との差異や、先行バイオ医薬品とバイ
オ後続品の差異等も踏まえつつ、議論を行った。
○ 当部会では、
・ バイオシミラーについては、診療報酬上の評価は中医協で議論が進め
られているが、置き換えを促していくとともに、バイオシミラーへの置
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