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【資料1】議論の整理(案) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67486.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第208回 12/18)《厚生労働省》
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令和7年 12 月 18 日

第 208 回社会保障審議会医療保険部会

資料1

議論の整理(案)
令和7年 12 月○日
社会保障審議会医療保険部会

社会保障審議会医療保険部会においては、
「経済財政運営と改革の基本方針
2025」
(令和7年6月 13 日閣議決定。以下「骨太の方針」という。)や「経済・
財政新生計画 改革実行プログラム 2024」
(令和6年 12 月 26 日経済財政諮問
会議決定)において検討が求められていた項目を中心に、令和7年9月 18 日
以降、ヒアリングも含め、11 回(12 月 18 日現在)の議論を行った。
中長期的にあるべき姿から逆算した必要な政策、理念及び全体像を示して
いくことが国民の理解・納得感を得るためにも重要である。そのため、現時
点における我が国の医療保険制度、人口と医療費の変化、物価等の経済情勢
の変化、医療提供体制の変化について認識を共有した上で、あるべき将来像
とそれを実現するためにとるべき対応という総論的な視点の設定の議論をし
た上で、個別の改革項目についての議論を行った。

はじめに
○ 我が国は、誰もが安心して医療を受けることができる世界に誇るべき国
民皆保険を実現し、世界最高レベルの平均寿命や高い保健医療水準を達成
してきた。
○ 一方、中長期的には、人口減少及び少子高齢化は引き続き進行する。2025
年までに全ての団塊の世代が 75 歳以上となり、その後、支え手の中心とな
る生産年齢人口の減少が加速する中、医療保険制度の持続可能性を確保し、
将来世代に引き継いでいくことは重要なテーマである。その際、特に制度
を支える現役世代の減少が続く中、その負担の上昇を放置することは、医
療保険制度の観点からも適切ではない。
○ また、人生 100 年時代を迎える中、様々な地域や職場において、高齢者
が何歳であっても、様々な形で活躍する姿が見られるようになっている。
こうした現実は、
「高齢者」を年齢で一括りにすることがそぐわなくなって
きたことを示している。

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