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資料1 医療機関の業務効率化・職場環境改善の推進に関する論点 (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65278.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第120回 10/27)《厚生労働省》
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医療機関の業務効率化・職場環境改善に関する論点(2)
具体的な論点
(1)業務のDX化の推進について


現在、業務のDX化については、物価や賃金の上昇等の影響でDX化投資を行う余力がない医療機関もあると考えられ、医療界全体で
の取組とはなっていない。一方で、積極的な投資を行い、ICT機器の導入や生成AIサービスの活用等によって、文書や記録作成等の業
務のDX化を進め、超過勤務時間の減少や経費の節減等につなげている先進的な医療機関が出てきている。



また、業務効率化を実現した場合の人員配置基準の緩和の検討が必要ではないかとの指摘や、医療機関が適正な価格でICT機器等を
導入できるような環境整備が必要との指摘、国や自治体による更なる支援体制の構築が必要との指摘もある。



既に業務効率化を実施してきた医療機関がその取組をさらに加速化させるとともに、業務効率化に取り組む医療機関の裾野を広げ、
医療界全体での実効ある取組とするために、どのような支援や制度的枠組みが必要か。

(2)タスク・シフト/シェア推進等について


看護師の特定行為研修制度については、本年9月に「看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ」が設置され、見直
しに向けた議論が開始された。特定行為研修を修了した看護師の活躍促進に向けて、どのような取組が必要か。



医師の働き方改革の推進に伴い、タスク・シフト/シェアの取組を進めてきているが、これまでの取組の定着化が必要ではないか。



医療の質や安全の確保を前提に、医療従事者の業務効率化という観点から、いわゆる「Dto P with N 」等によるオンライン診療などを
適切に普及・推進するためにどのような対応が考えられるか。

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