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資料1 医療機関の業務効率化・職場環境改善の推進に関する論点 (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65278.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第120回 10/27)《厚生労働省》
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第117回、第118回、第119回医療部会における業務効率化・職場環境改善に
関するご意見①
【総論的ご意見】
〇 今後医療需要は増えるにもかかわらず、どんどん医療従事者が減っていくという中で、そこを埋めるものはDXなのでは
ないか。医療現場でDXを進めて、今よりも少ない人手でも質を担保した医療サービスが提供できるような投資をしていた
だきたい。


ICTや医療DXの推進は、持続可能な医療体制を構築するために重要であり、まさに国策である。

〇 いわゆる厚労省が進めている医療DXだけではなく、働き方改革や医療の質、安全のためのDXを推進しなくてはならない。


人的資源は逼迫していくため、特に病院の中において一番働き手として多い看護業務の効率化をICTを使ってやっていこ
うという方向性は間違っていない。



医療現場の労働者が安心して働き続けられるために、働き方改革や業務負担軽減等の一層の推進が重要。

【必要な支援に関するご意見】
〇 ICTやAIを活用した医療DXの推進は、医療の質の向上や効率化、働き方改革に大いに貢献するものと思われるが、これら
を導入するには多大なコストがかかり、現状の病院の経営状況では多くの病院が導入できない。十分な財政支援、あるいは
診療報酬の評価が必須。


安心・安全で質の高い医療の実現については、医療機関に新たに発生するコストに対する支援がなければ、医療DX、ICT
連携の普及の実現は不可能。

〇 DXの推進には高額な費用負担が伴い、現場の業務負担が増加する場合もある。現場の医療従事者や病院に負担にならな
いようなDXの推進のやり方について、十分配慮していただきたい


より効率的で安全な医療提供をするためには、DXは長期的に見ても不可欠なので、多少コストがかかったとしても取り
組んでいくべき。しかし医療機関の経営を圧迫してするべきではないので、予算を含めて別途制度設計する必要がある。
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