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参考資料4 新人看護職員研修ガイドライン【改訂版】 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63500.html |
出典情報 | 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第1回 9/17)《厚生労働省》 |
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③ 教育担当者
教育担当者は、看護部門の新人看護職員の教育方針に基づき、各部署で実施される研修
の企画、運営を中心となって行う者であり、実地指導者への助言及び指導、また、新人看
護職員へ指導、評価を行う者である。看護職員の模範となる臨床実践能力を持ち、チーム
リーダとしての調整能力を有し、教育的役割を発揮できる者が望まれる。教育担当者の配
置は各部署に 1 名以上とすることが望ましい。
④ 研修責任者
研修責任者は、施設及び看護部門の教育方針に基づき、教育担当者、実地指導者及び新
人看護職員の研修プログラムの策定、企画及び運営に対する指導及び助言を行う者である。
そして、研修責任者は、研修の企画・運営・実施・評価の全ての過程における責任者であ
る。また、各部署の管理者や教育担当者と連携を図りつつ、教育担当者の支援を行い、部
署間の調整も含め新人看護職員研修全体を把握する。他施設と連携し研修を実施する場合
は、施設間連携の調整役となる。
研修責任者は、研修計画、研修プログラムの策定において、様々な意見や課題を集約し、
研修の結果を評価する能力や、研修の運営における問題解決及び自施設の状況に合わせた
新たな研修計画を策定していく能力が求められる。研修責任者の配置は、できる限り、各
施設に 1 名配置することが望ましい。
⑤ プログラム企画・運営組織(委員会等)
研修プログラムの策定、企画及び運営を行うための委員会などの組織であり、研修責任
者の下に設置する。ここでは、施設間や職種間の連携・調整を行い、最適な研修方法や研
修内容について具体的に検討を行う。
3)研修体制の工夫
新人看護職員研修等の実施に当たっては、各施設の特性に適した方法を選択したり、組
み合わせたりして実現可能な研修を計画することが望まれる。
① 施設間で連携する工夫
新人看護職員研修等の充実を図るため、地域、同規模の施設間、医療連携している施
設間で連携する方法や研修の実績のある施設と連携するなどの方法がある。
また、施設間での連携を推進するためにも各施設は院内研修を公開することや、都道
府県では協議会などを設置し地域で施設間連携が活性化するための検討や調整を行う
ことが求められる。
② 研修の工夫
・ローテーション研修に代表される複数領域の研修:一つの部署では得ることのできない
幅広い臨床実践能力を獲得するために有効
・多職種と合同研修会の実施:チーム医療におけるパートナーシップの育成に有効
・研修の講師として看護基礎教育を行っている看護教員の活用:看護基礎教育において学
習した知識・技術とのつながりを強化するために有効
・教育機関、学会、専門職能団体等で行われているプログラムの活用:最新の専門的な知
識・技術を得るのに有効
・新人看護職員研修の経験が豊かなアドバイザーの活用:施設に適した研修体制や計画策
定が可能
③ 新人看護職員を支える組織体制の工夫
新人看護職員を支える組織体制としては、プリセプターシップ、チューターシップ、
メンターシップなどの方法がある(表 1)
。新人看護職員の離職を防止するためには意図
的な精神的支援の仕組みが必要であるとされているため、その工夫をする必要がある。
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教育担当者は、看護部門の新人看護職員の教育方針に基づき、各部署で実施される研修
の企画、運営を中心となって行う者であり、実地指導者への助言及び指導、また、新人看
護職員へ指導、評価を行う者である。看護職員の模範となる臨床実践能力を持ち、チーム
リーダとしての調整能力を有し、教育的役割を発揮できる者が望まれる。教育担当者の配
置は各部署に 1 名以上とすることが望ましい。
④ 研修責任者
研修責任者は、施設及び看護部門の教育方針に基づき、教育担当者、実地指導者及び新
人看護職員の研修プログラムの策定、企画及び運営に対する指導及び助言を行う者である。
そして、研修責任者は、研修の企画・運営・実施・評価の全ての過程における責任者であ
る。また、各部署の管理者や教育担当者と連携を図りつつ、教育担当者の支援を行い、部
署間の調整も含め新人看護職員研修全体を把握する。他施設と連携し研修を実施する場合
は、施設間連携の調整役となる。
研修責任者は、研修計画、研修プログラムの策定において、様々な意見や課題を集約し、
研修の結果を評価する能力や、研修の運営における問題解決及び自施設の状況に合わせた
新たな研修計画を策定していく能力が求められる。研修責任者の配置は、できる限り、各
施設に 1 名配置することが望ましい。
⑤ プログラム企画・運営組織(委員会等)
研修プログラムの策定、企画及び運営を行うための委員会などの組織であり、研修責任
者の下に設置する。ここでは、施設間や職種間の連携・調整を行い、最適な研修方法や研
修内容について具体的に検討を行う。
3)研修体制の工夫
新人看護職員研修等の実施に当たっては、各施設の特性に適した方法を選択したり、組
み合わせたりして実現可能な研修を計画することが望まれる。
① 施設間で連携する工夫
新人看護職員研修等の充実を図るため、地域、同規模の施設間、医療連携している施
設間で連携する方法や研修の実績のある施設と連携するなどの方法がある。
また、施設間での連携を推進するためにも各施設は院内研修を公開することや、都道
府県では協議会などを設置し地域で施設間連携が活性化するための検討や調整を行う
ことが求められる。
② 研修の工夫
・ローテーション研修に代表される複数領域の研修:一つの部署では得ることのできない
幅広い臨床実践能力を獲得するために有効
・多職種と合同研修会の実施:チーム医療におけるパートナーシップの育成に有効
・研修の講師として看護基礎教育を行っている看護教員の活用:看護基礎教育において学
習した知識・技術とのつながりを強化するために有効
・教育機関、学会、専門職能団体等で行われているプログラムの活用:最新の専門的な知
識・技術を得るのに有効
・新人看護職員研修の経験が豊かなアドバイザーの活用:施設に適した研修体制や計画策
定が可能
③ 新人看護職員を支える組織体制の工夫
新人看護職員を支える組織体制としては、プリセプターシップ、チューターシップ、
メンターシップなどの方法がある(表 1)
。新人看護職員の離職を防止するためには意図
的な精神的支援の仕組みが必要であるとされているため、その工夫をする必要がある。
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