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参考資料4 新人看護職員研修ガイドライン【改訂版】 (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63500.html |
出典情報 | 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第1回 9/17)《厚生労働省》 |
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3.教育担当者研修プログラムの例(表 12)
教育担当者研修プログラムの例を紹介する。ここで示す研修内容はすべて行わなければ
ならないものではなく、各施設の特性に合わせて内容や方法、時間数を自由にアレンジす
る。また、自施設で行うほか、他施設との共同開催や活用、都道府県・関係団体等が実施
する研修を活用することも有効である。また、他施設の研修プログラム企画・運営組織(委
員会等)の活動に参加することを研修に取り入れることも考えられる。
なお、この例においては、対象者は実地指導者研修を既に受け、実地指導者としての経
験がある者としているため、必要があれば実地指導者研修の内容を追加することを前提と
し作成している。
表 12
教育担当者研修プログラムの例
研修項目
前年度 ※ 1~3 月
研修前期
6 時間
方法
1.新人看護職員研修における
教育担当者の役割
講義
演習
・教育担当者に対する期待
・新人看護職員研修ガイドライン
2.到達目標の理解と設定
講義
演習
・組織の理念と人材育成の考え方
・自施設における新人看護職員
研修の到達目標の設定
3.教育に関する知識
講義
・カリキュラム,教育方法,教育
評価など年間教育の立案に
必要な知識
演習
・自身の経験に基づく新人看護
師・実地指導者・教育システム
に関する課題の明確化と解決
策の検討
・現教育担当者との意見交換
4.課題と解決策の検討
5.年間教育計画の立案
研修後期
6 時間
4 月・5 月・6 月・7 月
9 月・11 月
1 時間×6 回
・実施状況の報告
・課題の共有と解決策の検討
・自部署の年間教育計画
・計画の見直し
の立案
演習
※前年度:教育担当者としての役割を担う年度が始まる前の年度
Ⅴ.研修計画、研修体制等の評価
研修責任者等は、新人看護職員研修、実地指導者及び教育担当者の研修終了時の評価だ
けではなく、研修終了後、実践の場での事後評価を行い、その結果を踏まえて研修の内容
や方法について見直し、研修計画の修正や翌年の研修計画の策定に役立てる。
1.研修終了時の評価
研修終了時の評価は、研修の評価として研修プログラムの妥当性や適切性を確認し、研
修プログラムの目標の達成度を判断するものである。基本的に評価は、研修に関わるすべ
ての人が評価対象になる。
① 研修における目標、内容、方法、研修体制、講師、教材の適切さ、研修の開催時
期、時間、場所、評価時期、経費の適切さなどの研修の企画・運営の評価
② 新人看護職員の到達目標の達成度
③ 研修参加者の研修達成感や満足度の評価
などを行う。
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教育担当者研修プログラムの例を紹介する。ここで示す研修内容はすべて行わなければ
ならないものではなく、各施設の特性に合わせて内容や方法、時間数を自由にアレンジす
る。また、自施設で行うほか、他施設との共同開催や活用、都道府県・関係団体等が実施
する研修を活用することも有効である。また、他施設の研修プログラム企画・運営組織(委
員会等)の活動に参加することを研修に取り入れることも考えられる。
なお、この例においては、対象者は実地指導者研修を既に受け、実地指導者としての経
験がある者としているため、必要があれば実地指導者研修の内容を追加することを前提と
し作成している。
表 12
教育担当者研修プログラムの例
研修項目
前年度 ※ 1~3 月
研修前期
6 時間
方法
1.新人看護職員研修における
教育担当者の役割
講義
演習
・教育担当者に対する期待
・新人看護職員研修ガイドライン
2.到達目標の理解と設定
講義
演習
・組織の理念と人材育成の考え方
・自施設における新人看護職員
研修の到達目標の設定
3.教育に関する知識
講義
・カリキュラム,教育方法,教育
評価など年間教育の立案に
必要な知識
演習
・自身の経験に基づく新人看護
師・実地指導者・教育システム
に関する課題の明確化と解決
策の検討
・現教育担当者との意見交換
4.課題と解決策の検討
5.年間教育計画の立案
研修後期
6 時間
4 月・5 月・6 月・7 月
9 月・11 月
1 時間×6 回
・実施状況の報告
・課題の共有と解決策の検討
・自部署の年間教育計画
・計画の見直し
の立案
演習
※前年度:教育担当者としての役割を担う年度が始まる前の年度
Ⅴ.研修計画、研修体制等の評価
研修責任者等は、新人看護職員研修、実地指導者及び教育担当者の研修終了時の評価だ
けではなく、研修終了後、実践の場での事後評価を行い、その結果を踏まえて研修の内容
や方法について見直し、研修計画の修正や翌年の研修計画の策定に役立てる。
1.研修終了時の評価
研修終了時の評価は、研修の評価として研修プログラムの妥当性や適切性を確認し、研
修プログラムの目標の達成度を判断するものである。基本的に評価は、研修に関わるすべ
ての人が評価対象になる。
① 研修における目標、内容、方法、研修体制、講師、教材の適切さ、研修の開催時
期、時間、場所、評価時期、経費の適切さなどの研修の企画・運営の評価
② 新人看護職員の到達目標の達成度
③ 研修参加者の研修達成感や満足度の評価
などを行う。
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