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参考資料4 新人看護職員研修ガイドライン【改訂版】 (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63500.html |
出典情報 | 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第1回 9/17)《厚生労働省》 |
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4)看護技術を支える要素
看護技術の到達目標に沿って研修内容を組み立てる時には、単に手順に従って実施する
のではなく、以下の「看護技術を支える要素」をすべて確認した上で実施する必要がある。
なお、新人助産師については、技術を実施する対象等がその他の看護職員とは異なるため、
「助産技術を支える要素」を確認するものとする。
表7
看護技術を支える要素
1医療安全の確保
①安全確保対策の適用の判断と実施
②事故防止に向けた、チーム医療に必要なコミュニケーション
③適切な感染管理に基づいた感染防止
2患者及び家族ヘの説明と助言
①看護ケアに関する患者ヘの十分な説明と患者の意思決定を支援する働きかけ
②家族ヘの説明や助言
3的確な看護判断と適切な看護技術の提供
①科学的根拠(知識)と観察に基づいた看護技術の必要性の判断
②看護技術の正確な方法の熟知と実施によるリスクの予測
③患者の特性や状況に応じた看護技術の選択と応用
④患者にとって安楽な方法での看護技術の実施
⑤看護計画の立案と実施した看護ケアの正確な記録と評価
表8
助産技術を支える要素
1母子の医療安全の確保
①安全確保対策の適用の判断と実施
②事故防止に向けた、チーム医療に必要なコミュニケーション
③適切な感染管理に基づいた感染防止
2妊産褥婦及び家族への説明と助言
①ケアに関する妊産褥婦への十分な説明と妊産褥婦の選択を支援するための
働きかけ
②家族への配慮や助言
3的確な判断と適切な助産技術の提供
①科学的根拠(知識)と観察に基づいた助産技術の必要性の判断
②助産技術の正確な方法の熟知と実施によるリスクの予測
③妊産褥婦及び新生児の特性や状況に応じた助産技術の選択と応用
④妊産褥婦及び新生児にとって安楽な方法での助産技術の実施
⑤助産計画の立案と実施したケアの正確な記録と評価
2.研修方法
1)方法の適切な組合せ
新人看護職員研修に活用可能な教育方法には表9に示すようなものがある。現場での教
育、集合研修、自己学習を適切な形で組み合わせる。講義形式のものに関しては、通信教
育や e-ラーニング研修などのITを活用した方法もある。また、Off-JT→OJT OJT→
Off-JT のスパイラル学習は効果があると言われていることから、Off-JT と OJT は研修目
標に合わせて組み合わせることが適当である。
例えば、医療安全の研修では、e-ラーニングで自己学習をした後に、シミュレーション
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看護技術の到達目標に沿って研修内容を組み立てる時には、単に手順に従って実施する
のではなく、以下の「看護技術を支える要素」をすべて確認した上で実施する必要がある。
なお、新人助産師については、技術を実施する対象等がその他の看護職員とは異なるため、
「助産技術を支える要素」を確認するものとする。
表7
看護技術を支える要素
1医療安全の確保
①安全確保対策の適用の判断と実施
②事故防止に向けた、チーム医療に必要なコミュニケーション
③適切な感染管理に基づいた感染防止
2患者及び家族ヘの説明と助言
①看護ケアに関する患者ヘの十分な説明と患者の意思決定を支援する働きかけ
②家族ヘの説明や助言
3的確な看護判断と適切な看護技術の提供
①科学的根拠(知識)と観察に基づいた看護技術の必要性の判断
②看護技術の正確な方法の熟知と実施によるリスクの予測
③患者の特性や状況に応じた看護技術の選択と応用
④患者にとって安楽な方法での看護技術の実施
⑤看護計画の立案と実施した看護ケアの正確な記録と評価
表8
助産技術を支える要素
1母子の医療安全の確保
①安全確保対策の適用の判断と実施
②事故防止に向けた、チーム医療に必要なコミュニケーション
③適切な感染管理に基づいた感染防止
2妊産褥婦及び家族への説明と助言
①ケアに関する妊産褥婦への十分な説明と妊産褥婦の選択を支援するための
働きかけ
②家族への配慮や助言
3的確な判断と適切な助産技術の提供
①科学的根拠(知識)と観察に基づいた助産技術の必要性の判断
②助産技術の正確な方法の熟知と実施によるリスクの予測
③妊産褥婦及び新生児の特性や状況に応じた助産技術の選択と応用
④妊産褥婦及び新生児にとって安楽な方法での助産技術の実施
⑤助産計画の立案と実施したケアの正確な記録と評価
2.研修方法
1)方法の適切な組合せ
新人看護職員研修に活用可能な教育方法には表9に示すようなものがある。現場での教
育、集合研修、自己学習を適切な形で組み合わせる。講義形式のものに関しては、通信教
育や e-ラーニング研修などのITを活用した方法もある。また、Off-JT→OJT OJT→
Off-JT のスパイラル学習は効果があると言われていることから、Off-JT と OJT は研修目
標に合わせて組み合わせることが適当である。
例えば、医療安全の研修では、e-ラーニングで自己学習をした後に、シミュレーション
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