【参考】

3.1 政府・自治体・関係団体等の
サポート体制の構築

ワンストップ型相談窓口・介護現場革新会議による生産性向上の取組推進施策の全体像

○国・都道府県による生産性向上の取組推進に係るスキーム
 各都道府県に設置する介護現場革新会議において、各地域の業界団体、職能団体、福祉協議会等の参画のもと、各地域の状
況・課題を踏まえた上で、関係者の社会的対話を通じてワンストップ相談窓口の運営方針の検討・策定や、各都道府県独自
の生産性向上の取組推進のための実施施策（※）を検討する。
（※）介護現場革新会議で決定した事業には基金を活用した補助を実施する（国が２／３補助）
 介護現場革新会議において決定した対応方針（管内地域の介護現場の生産性向上や人材確保を推進する観点から、地域におけ
る介護現場の課題に即した対応方針や計画・KPIの設定等）に基づき、ワンストップ相談窓口を運営するとともに、年２回程
度開催される介護現場革新会議において、対応方針の進捗を確認するとともに、PDCAサイクルを回す。
 経営ノウハウの乏しい中小社会福祉法人等に対し、よろず支援拠点等へのつなぎ連携を実施し、経営力強化の支援を行うこと
で、人材不足が深刻化する中で介護サービスの安定提供につながっていく（介護サービス事業者の支援）
 ワンストップ窓口は開発企業の相談対応も受け付け、CARISOへのつなぎ連携を行い、開発企業の支援を実施する。（開発企
業の支援）
CARISO
（CARe Innovation Support Office）
スタートアップを含めた開発企業に対し、研
究開発から上市に至るまでの各段階で生じた
課題等に対する総合的な支援を行う
【支援内容例】
・製品への助言、評価
・実証
・投資家へのつなぎ
・イベントの開催（ピッチイベント・表彰）
※令和7年度より運営開始予定

取組の先行事例
大分県において、介護現場革新会議での議論に基づき、介護施設に対して伴走事業を実施し、モデル施設を育成。webサイト『KAIGO SWITCH』
（※）にて、モデル施設の取組内容を動画で紹介し、横展開を実施
（※） KAIGO Switch- 知ってた？ウェルビーイング
な介護

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