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資料16 省力化投資促進プラン(案)介護 (33 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
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介護現場におけるAI技術の活用促進

2.5 AI活用の促進

<既存施策>
○AI技術については、既に様々な介護テクノロジーで活用。AIの活用は、介護職員等の負担軽減やケアの質の向上や
標準化に資するため、これを政策的にも後押しする必要。
※AIの活用により介護記録データの要約を家族等に提供したり、データから正確に報告書を作成する事例や、利用者のバイタルをAIが分析し、

療の優先度を判定し、早期受診による重度化防止を支援する事例がある。

○これまでもAIを搭載した介護テクノロジー機器の導入支援を実施しているほか、令和6年度においてはAIを活用した
介護テクノロジー(訪問介護サービスのスケジュール作成ソフト)の実証を既存の事業において実施。

<新規施策の方向(ニーズ・アイデア)>
○AI技術は、今後、介護現場で活用が進む介護記録ソフトや、シフト作成等のバックオフィス業務を支援するICTソフト
で搭載が進めば、小規模事業者を含む業務の効率化支援に有用。その技術開発を促進するため、
①令和7年度の実証において、AIを活用した介護記録ソフトの実証を行うとともに、
②バックオフィス業務の効率化に資するAIを活用したICTソフトを導入支援の補助対象として明確化する。
○急速に進歩するAI技術の成果を介護分野に取り込むため、先駆的な実践を進める現場と連携して取り組んでいく。
事例①
AIによる報告書の作成等
データ分析基盤

生成AI

AIにより介護記録
データを文脈分析
して正確に要約し、
担当者がチェック
の上家族等に提供

利用者システム

事例②
AIによるバイタルリスクの見える化

情報開示
システム

ケア記録
の入力

利用者の
薬剤・疾患
情報・栄養
管理情報を
勘案

記録データの文脈分析
を行い正確に訪問介護
や訪問看護の
報告書を作成
(従業員の作業量削減)

訪問介護や
訪問看護の
報告書

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