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資料16 省力化投資促進プラン(案)飲食業 (17 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
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飲食業における取組事例

1.2 優良事例と効果的な省力化投資のポイントの
収集と整理(モデル化)

○ 大規模事業者だけでなく、中小の事業者においても省力化の取組が進んでいる。
スチームコンベクションオーブンの導入による省力化(カフェ)

調理ロボットの導入による自動化(中華料理店)

(取組事例)
スチームコンベクションオーブンの導入により、
フライパンでは1度に2~3個しか作れなかっ
たハンバーグを一気に20~30個仕込めるよう
になったほか、同時に複数の料理を調理でき
るようになり、回転率もアップした。
また、調理中はコンロの前で待機する必要が
無くなったことから、空いた時間をサービス向上
や新メニュー開発に充てられるようになった。

(取組事例)
食材や調味料の計量から調理、洗浄までの
一連の工程を自動化している。回鍋肉や麻
婆豆腐、野菜炒め等の炒め料理を毎時30
食/台の速さで提供可能。
また、調理中は他の作業を行うことが可能と
なるるほか、ガス火調理を電磁調理に変える
ことで暑さを解消することが出来き、従業員の
労働環境の改善にも寄与している。

配膳ロボット導入による回転率アップ(ラーメン店)

セルフオーダーシステムの導入によるコスト削減(焼肉店)

(取組事例)
ホールスタッフの人手不足と従業員の労力
軽減に向けて配膳ロボットを導入。ロボット導
入に併せて、従来は座敷であったスペースはロ
ボットが回れるように全てテーブル席に改装し
た。これにより、子供や高齢者も利用しやすい
店舗となっている。
また、回転率が上がったほか、スタッフが配膳
以外の仕事に時間を割くことができるようにな
り、客へのサービス向上にも寄与している。

(取組事例)
客自身の端末により注文するセルフオーダー
システムを導入している。これによりオーダーミス
が無くなるとともに売上計算も不要となり、3
~4人で回していた店舗管理を2人で対応
できるようなった。また、デザインや印刷が必要
であった紙のメニューが不要となり、印刷コスト
も軽減した。
さらに、メニューの入れ替えや価格改定が迅
速に出来るようになり、個客満足度アップにも
つながっている。

資料:農林水産省HP及び中小機構HPをもとに、農林水産省作成。

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