日本看護協会調査研究報告

No.100 2024

10.タスク・シフト／シェア
（1）ガイドラインや研修の認知・活用状況
日本看護協会が 2022 年 6 月に発行した「看護の専門性の発揮に資するタスク・シフ
ト／シェアに関するガイドライン及び活用ガイド」の認知・活用状況をたずねたとこ
ろ、「読んだ」（「活用した」＋「内容を読んだ」の計）が 70.8%であった。
表 70

「看護の専門性の発揮に資するタスク・シフト／シェアに関する
ガイドライン及び活用ガイド」の認知・活用状況
件数
610
2,008
796
252
33
3,699

活用した
内容を読んだ
発行されたことを知っている
発行されたことを知らない
無回答・不明
計

割合
16.5%
54.3%
21.5%
6.8%
0.9%
100.0%

日本看護協会が 2022 年 11 月から実施している「看護の専門性の発揮に資するタス
ク・シフト／シェア」研修（オンデマンド）を知っていると回答した病院は 73.2%であっ
た。
また、知っていると回答した病院にその活用状況をたずねたところ、
「研修を院内研
修で活用していない」が 48.3%で最も多く、次いで「研修を院内研修で活用することを
検討している」が 26.9%、「研修を院内研修で活用している」が 12.9%であった。
表 71

「看護の専門性の発揮に資するタスク・シフト／シェア」研修
（オンデマンド）の認知状況
件数
2,706
971
22
3,699

知っている
知らない
無回答・不明
計

表 72

割合
73.2%
26.3%
0.6%
100.0%

「看護の専門性の発揮に資するタスク・シフト／シェア」研修
（オンデマンド）の活用状況

研修を院内研修で活用している
研修を院内研修で活用することを検討している
研修を院内研修で活用していない
どれもあてはまらない
無回答・不明
計

42

件数
348
728
1,308
296
26
2,706

割合
12.9%
26.9%
48.3%
10.9%
1.0%
100.0%