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2023年 病院看護実態調査 報告書 (21 ページ)

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出典情報 2023年 病院看護実態調査 報告書(3/29)《日本看護協会》
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2023 年 病院看護実態調査

2.正規雇用看護職員の採用と離職の状況
(1)正規雇用看護職員の採用者数・退職者数・離職率
回答病院全体における 2022 年度の正規雇用看護職員(新卒採用者や既卒採用者を含
む)の離職率は 11.8%、新卒採用者の離職率は 10.2%、既卒採用者の離職率は 16.6%で
あった。
表 13

正規雇用看護職員の採用者数・退職者数・離職率

①2022 年度はじめ(2022 年 4 月 1 日)の正規雇用看護職員数
②2022 年度(2022 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日)の新卒採用者数
③うち、年度末までに退職した新卒採用者数
④2022 年度(2022 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日)の既卒採用者数
⑤うち、年度末までに退職した既卒採用者数
⑥2022 年度(2022 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日)の総退職者数
⑦うち、2022 年度の定年退職者数

3,639
3,639
3,628
3,639
3,612
3,639
3,629

人数または
割合
554,080 人
38,342 人
3,924 人
25,507 人
4,214 人
65,102 人
4,048 人

正規雇用看護職員離職率
新卒採用者離職率
既卒採用者離職率

3,639
3,628
3,612

11.8%
10.2%
16.6%

回答病院数

※ 看護職員は、保健師・助産師・看護師・准看護師をさす(看護補助者は含まない)
※ フルタイム勤務および短時間勤務の正規雇用職員を対象とする(パート、アルバイト、臨時職員、
嘱託等は含まない)
【参考】離職率の算出方法について
●正規雇用看護職員離職率:年間の総退職者数が平均職員数に占める割合
正規雇用看護職員離職率=当該年度の総退職者数(⑥)÷当該年度の平均職員数×100
平均職員数=(年度当初の在籍職員数(①)+年度末の在籍職員数(①+②+④-⑥)
)÷2
●新卒採用者離職率:年間の新卒採用退職者が新卒採用者数に占める割合
新卒採用者離職率=当該年度の新卒採用者の中での退職者数(③)÷当該年度の新卒採用者数(②)×100
●既卒採用者離職率:年間の既卒採用退職者が既卒採用者数に占める割合
既卒採用者離職率=当該年度の既卒採用者の中での退職者数(⑤)÷当該年度の既卒採用者数(④)×100
※ 正規雇用看護職員離職率には、新卒者の離職も含まれる
※ 離職には定年退職、転職を含む

(2)都道府県別離職率
正規雇用看護職員の離職率が高い都道府県は、
「東京都」
(15.5%)、
「大阪府」
(14.3%)、
次いで「神奈川県」と「兵庫県」がいずれも 13.7%であった。
新卒採用者の離職率が高い都道府県は、
「高知県」
(25.5%)、
「香川県」
(16.9%)、
「熊
本県」(13.9%)の順であった。
既卒採用者の離職率が高い都道府県は、
「長崎県」
(22.9%)、
「愛媛県」
(21.0%)、
「熊
本県」(20.7%)の順であった。

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