日本看護協会調査研究報告

No.100 2024

（4）病床規模別離職率
正規雇用看護職員の離職率が高い病床規模は、
「100～199 床」
（12.8%）、
「99 床以下」
（12.7%）、「200～299 床」（11.8%）の順であった。
新卒採用者の離職率が高い病床規模は、
「99 床以下」
（13.8%）、
「100～199 床」
（12.3%）、
「300～399 床」（10.8%）の順であった。
既卒採用者の離職率が高い病床規模は、
「99 床以下」
（19.5%）、
「100～199 床」
（18.7%）、
「200～299 床」（16.2%）の順であった。
表 16

病床規模・正規雇用看護職員離職率および新卒・既卒採用者離職率
正規雇用看護職員
回答
病院数
3,639
975
1,301
490
366
222
284
1

計
99 床以下
100～199 床
200～299 床
300～399 床
400～499 床
500 床以上
無回答・不明

離職率
11.8%
12.7%
12.8%
11.8%
11.3%
11.1%
11.5%
8.5%

新卒採用者
回答
病院数
3,628
972
1,296
488
365
222
284
-

既卒採用者

離職率
10.2%
13.8%
12.3%
10.3%
10.8%
10.4%
9.2%
-

回答
病院数
3,612
968
1,290
484
364
221
284
-

離職率
16.6%
19.5%
18.7%
16.2%
15.9%
13.0%
11.6%
-

（5）新型コロナウイルス感染症に関連した退職者
新型コロナウイルス感染症に関連した正規雇用看護職員の退職者がいた病院は 7.0%
であった。
表 17

新型コロナウイルス感染症に関連した
正規雇用看護職員の退職者
件数
259
3,343
97
3,699

いた
いなかった
無回答・不明
計
平均（n=3,602）

割合
7.0%
90.4%
2.6%
100.0%
0.2 人

※本調査では「新型コロナウイルス感染症に関連した退職
者」を「新型コロナウイルス感染症対応による労働環境
の変化や感染リスク等を理由とした退職者」と定義した

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