2023 年 病院看護実態調査

（2）看護補助者の確保や定着のための取組み
看護補助者の確保や定着のための取組みを既に開始している病院は 85.8%であった。
また、取組みの実施または検討を始めている病院にその内容を複数回答でたずねた
ところ、
「看護補助者対象の研修の実施（外部研修の活用を含む）」が 75.8%で最も多く、
次いで「看護補助者の求人活動強化」が 72.2%、「看護補助者を正規職員として雇用」
が 54.9%であった。
表 26

看護補助者の確保や定着のための取組み状況

既に取組みを開始している
検討には着手したが、まだ取組んではいない
取組みも検討もしていない
分からない
無回答・不明
計

表 27

件数
3,173
281
162
29
54
3,699

割合
85.8%
7.6%
4.4%
0.8%
1.5%
100.0%

看護補助者の確保や定着のために実施・検討している取組み
（複数回答、n=3,454）

看護補助者対象の研修の実施（外部研修の活用を含む）
看護補助者を正規職員として雇用
看護補助者の人事評価（評価に応じた昇給または手当の支給）
看護補助者の求人活動強化
その他
無回答・不明

件数
2,619
1,895
1,232
2,494
484
19

割合
75.8%
54.9%
35.7%
72.2%
14.0%
0.6%

他方、
「取組みも検討もしていない」と回答した病院にその理由を複数回答でたずね
たところ、
「取組みを必要としていない」が 54.9%で最も多く、次いで「取組む時間が
ない」が 21.0%、「取組む人がいない」が 19.8%であった。
表 28

看護補助者の確保や定着のための取組みをしていない理由
（複数回答、n=162）
件数
取組む時間がない
取組む人がいない
取組む費用がない
取組みを必要としていない
その他
無回答・不明

34
32
21
89
23
6

19

割合
21.0%
19.8%
13.0%
54.9%
14.2%
3.7%