よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (171 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(8) テレビ電話等未導入の事業所
テレビ電話等未導入の事業所においては、電話、FAX、メール等の既存の通信手段以上の
必要性を感じていなかった。施設がそれほど大規模でなく職員が物理的に近い距離にいる
ため、施設内の会議は対面で実施されていた。また、利用者については直接対面で話すこと
が前提と考えられていた。
テレビ電話等を基本的に未導入の事業所においても、遠方の家族とのコミュニケーショ
ンや、外部機関の研修の受講の際にはテレビ電話等を一時的に使用されていた。
また、テレビ電話等未導入の事業所においても、職員が貸与された PC においてファイル
共有を行ったり、請求業務をタブレット端末で行うなど、そのほかの場面では ICT が導入さ
れていた。
テレビ電話等未導入の事業所 主な意見
(テレビ電話等の導入をしていない理由)


電話、FAX、メールで事足りているので、現状は必要性を感じていない。今後必要
と感じる場面があれは利用する。本人には基本的に会いに行く考えである。事業所
間であれば、オンラインを利用する想定はできるが、法人内の職員は物理的に近い
距離にいるため、対面会議で事足りている。(#3_居宅介護支援事業所)



大規模な事業所ではないため、テレビ電話の必要性を感じていない。テレビ電話以
外にも連絡手段(携帯電話、メールなど)はあるため、投資してテレビ電話を活用
する意義はあまり感じない。他の事業所から、テレビ電話での会議を打診されたこ
ともない。(#10_地域密着型通所介護)



1 事業所のみであるため、他事業所とのやり取りで使用することも無い。事業所で
タブレットを購入し、利用者家族との対面で、LINE 電話を利用したことはあるが、
現在は対面で面会できるため、ほとんど使用していない。施設内での職員のやり取
りにおいても、PC は職員一人ずつが保有しており、共有事項は共有ファイルに記載
し、内線電話も使ったやり取りで十分である。また施設内の会議は対面で行ってお
り、参加予定者の都合が悪い場合は、参加者は 4 名のみであるため、オンライン会
議を実施するのではなく日程の再調整を行うことで対処している。施設外の会議は
実施することが少なく、研修が zoom となると参加をしり込みする。
(#18_短期入
所生活介護)

(テレビ電話等の導入・活用の余地)


本人とは対面で会い、遠方にいるこどもとはオンラインで会話する、という場面は
ありうるかもしれない。(#3_居宅介護支援事業所)



研修はオンライン開催が増えたため、オンラインで参加することがある。しばらく
前は、年配の職員はオンライン会議に参加することにも抵抗感があったが、現在は

160