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(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (150 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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具体的な避難先のイメージを作成しているところである。(#1_定期巡回・随時対応
型訪問看護介護)


35 年前の従来型の老人ホームのなかにある通所介護施設なので、一体的にみてそれ
ぞれ分かれるという計画となる。他の 3 事業所には特養があり、それぞれ 100 床、
80 床、50 床ある。各施設の担当者が何度か集まり、ガイドラインに沿いつつ、各
事業所の地域性を考慮した BCP を作成した。
(#2_認知症対応型通所介護)

(独自項目の追加なし)


法人で策定した BCP が厚労省のひな形に一致しているか詳しくはわからない。事業
所としての BCP は、居宅支援用のひな形が公開されていないので、著名な講師が実
施しているような感染症・防災 BCP 作成の研修に多く参加し、自分たちに合う部分
を「いいとこどり」するような形で作成している。特に追加した項目はいまのとこ
ろない。(#3_居宅介護支援事業所)



BCP は必要最低限の内容にとどめて、方向性が誤らないようにしている。個別の対
応は、被災状況に応じて個々に判断できるようにしている。
(#9_居宅介護支援)



ハザードマップ上には位置づけられていない。山が近く、土砂災害の危険性はある
が、特別に項目を設けたわけではない。入居者を泊めることができないため、原則
帰宅してもらう方向で BCP を策定している。(#10_地域密着型通所介護)



法人本部の BCP は厚生労働省のガイドラインのひな形を使用し、事業所の BCP は社
会福祉協議会主催の防災リーダー研修で提供されたフォーマットを使用して策定し
た。厚生労働省のガイドラインと比べて、独自に加えた項目はないと思う。そもそ
もひな形が全く同じではないので、どこが違っているかわからない。(#12_介護福
祉施設)



災害は完成間近で、事業所ごとの違いを反映できれば完成である。感染症は過去の
クラスター発生に関してまとめた資料、クラスター発生時に防災センターや病院か
ら確認した内容を、厚労省のマニュアルを参考にしつつ、介護労働安全センターか
ら書式をもらい、事業所に当てはまる箇所を埋めて作成している。介護労働安全セ
ンターのマニュアルを利用した理由は USB に情報が入れられていて、開きやすいか
ら。長いので身近なところから入りやすいので選んだ。ページ数もコンパクトで、
災害は 40 ページほどの分量だった。
(#18_短期入所生活介護)

(4) 策定完了した事業所(策定において難しかったこと)
策定において難しかったことについては、運営しているサービス種別にあてはめて考え
ることが難しかった、具体的な有事のイメージを持ちながら策定することが難しかった、職
員が理解しやすい構成や内容とすることが難しかった、具体的な内容について相談する先
がなく困った等の意見があった。

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