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(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (154 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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る。
(#9_居宅介護支援)


年に 2 度、MTG でスタッフ全員を集め、BCP の見直しなど意見交換をする場を設け
ている。しかし、実際は見直しの声が上がるわけではなく、内容の理解を深めてい
るといったほうが正しい。(#10_地域密着型通所介護)



感染症委員会、防災委員会をそれぞれ月 1 回開催している。園内の色々な部署の職
員が関わっている。各部門のリーダーの集まるリーダー会議の場で、感染症委員
会、防災委員会の内容について共有している。感染症に関しては、BCP の追加・見
直しのほか、コロナの感染状況や対策について話している。災害に関しては、BCP
の追加・見直しのほか、園での避難訓練、地域の方との訓練について話している。
(#12_介護福祉施設)



作成したものは、会社全体で活用する。また、介護士を交えた看護師会があり感染
症に関して議論をしている。看護師会は 80 事業所の各事業所から管理者 2 名ずつ
参加し、その後、会議内容は所長会で周知、議事録も公開されるようにしている。
また、年 2 回の研修があり、感染症対策、パーテーション管理、嘔吐時の対応に関
して訓練を行っているので、有事の際に対応できるようにしている。
(#17_通所介
護(介護予防))

(その他)


職員へは各部署で文書を回覧することで周知した。訓練等は以前より実施している
ものが継続されている。BCP ができたから新しい訓練を実施しているわけではな
い。(#3_居宅介護支援事業所)



策定した効果として、今までは避難計画はあっても「復旧するのにどうしたらいい
か」は考えたことがなかったが、具体的に地域が被害にあったらこの書類はどうす
るか、どの職員にどう連絡するかという具体的な行動内容を考え始めるきっかけに
なったことが効果として大きかった。(#12_介護福祉施設)

(7) 策定完了した事業所(策定後の見直しのタイミングや体制、検討事項)
策定後の見直しのタイミングや体制については、委員会等の会議体において見直すこと
としている、定期的ではなく実際に災害などをきっかけに都度更新する等の意見があっ
た。一方で、現在のところ具体的な見直しの予定がない事業所もあった。
実際に見直しを行った事業所で見直された内容としては、新型コロナウイルス感染症の
5 類への移行や、消防署の点検時の指摘を反映したとの意見があった。
今後見直しが必要と感じる項目については、これまでに想定されていない新たな感染症
が発生した場合の対応が挙げられた。また、自然災害は経験することがないので、見直し
ても十分かわからないとの意見もあった。

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