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(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (162 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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テレビ電話等を導入している事業所(導入の背景) 主な意見
(テレビ電話等の導入に至ったきっかけ)
(感染症対策のため)


新型コロナウイルス感染症の影響が大きい。面会もオンラインになったほか、研修
もオンラインで開催されることが多くなった。(#4_地域密着型通所介護)



診療所では、多職種連携の情報システムを先行して利用している。それと並行し
て、介護老人保健施設の職員にも Line を活用して情報がすぐに伝わるような仕組
みを整えていた。コロナウイルス流行後は、直接接触しない形での面会を増やすた
め、スマートフォンを活用したオンライン面会を普及させるなど、国の補助金を活
用して診療所・介護老人保健施設一体となって ICT のシステムの活用を強化した。
(#5_介護老人保健施設)



感染症対策のため家族が面会に来られなくなったため、LINE を通して面会できるよ
うにした。(#12_介護福祉施設)



新型コロナ感染拡大前をきっかけに、LINE 等を活用しはじめた。
(#15_小規模多機
能型居宅介護)



各事業所の担当者が集まり会議を行い、その後、事業所で感染症をまん延させるケ
ースがあったため、感染防止のために導入した。
(#17_通所介護(介護予防))

(その他)


介護の現場はやはりアナログで、その一方で、介護職員の確保の難しさ、既存の職
員ではカバーできない部分を補完する、人材不足対策で資料を取り寄せて検討をし
たことがきっかけ。また、クラスター対策で携帯、LINE の活用をしている。入所者
家族との面会でテレビ電話は活用し始めた。通所ではないが、特養のほうでテレビ
電話を活用している。(#2_認知症対応型通所介護)



老人福祉施設協議会から、テレビ電話で会議することを要請されたためである。
(#9_居宅介護支援)



職員がどうしても参加したい会議が zoom 開催だったことがきっかけ。
(#18_短期
入所生活介護)

(2) テレビ電話等を導入している事業所(活用の工夫)
テレビ電話等を導入にあたって工夫したこととしては、通信環境や機器の整備、マニュア
ルの作成が挙げられた。
導入後に活用するための工夫としては、職員間で教え合った、習熟のため研修を実施した、
会議だけでなくレクリエーションで使用した等の意見が挙げられた。また、実施の実績を報
告書で提出する必要があった、利用者の傷等の写真を共有する等実務に役立つ使い方がわ
かることで活用が広がった等の意見があった。

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