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(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (167 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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家族との面会のなかでも、認知症の方は認知症の方だと、画面のなかに家族がいる
ということが認識できなかったり、声が聞こえにくくてもヘッドセットを付けるこ
とに抵抗があったりしたので、対面のほうがよいと感じた。入居の契約の説明をオ
ンライン上で実施したことがあるが、対面での説明のほうがが伝わりやすいため、
対面で実施できるならこれからも対面で実施する方針である。(#12_介護福祉施設)



近場で会って話せる人となら、対面の方がコミュニケーションはとりやすい。オン
ラインだと言葉数が少なく沈黙の時間ができたり、良いのか悪いのか相手の反応が
わかりにくかったり、手をうまく挙げられなかったりする。周囲の施設もオンライ
ン会議の利用は進んでいると感じており、むしろ役所や社協など公的な施設のほう
が、使い方がわからないと言われたり、接続トラブルがあったりとあまり進んでい
ない印象がある。セキュリティが厳しいせいだろうか。(#12_介護福祉施設)



個人的にオンライン会議が向く会議は一方通行の連絡・報告の会議は向いていると
思う。しかし、コミュニケーション、ディスカッションの会議は対面のほうが意図
は伝わりやすいと思う。
(#13_地域密着型特定施設入居者生活介護)



議論しあう会議。発言のタイミングが被ると、意見をひっこめる人がいる。通信状
況が良いわけではないのでストレスに感じることがある。(#15_小規模多機能型居
宅介護)



議論、検討を行う会議。マイクを複数名以上でオンにするとハウリングし意見が伝
わらない、発言をひっこめる人がいる。タブレット操作が分からない職員が操作に
不安を感じ、会議に参加したくないということが課題。マニュアルを作っても、会
議でマニュアルを持って来ず、操作をいつまでたっても覚えてくれない。女性で 50
代半ば以降の方が、機材に対する抵抗感が高い傾向にあると感じている。老眼等を
理由に、画面のボタンが見えない、操作ができないと言われたこともある。また、
お花見中継をすると、利用者の中には、
「何人かは連れて行ってくれればよかった
のに」と言われた。
(#17_通所介護(介護予防))

(6) テレビ電話等を導入している事業所(新型コロナウイルス感染症の 5 類移行後)
新型コロナウイルス感染症の 5 類移行後のテレビ電話等の活用状況については、利便性
が高い、会議の内容によってテレビ電話等による会議とするか決めている等の理由で、移行
前と使用頻度があまり変わらないという意見と、対面で実施するのに支障がない会議は対
面での実施に戻しているという意見が双方あった。
テレビ電話等を導入している事業所(新型コロナウイルス感染症の 5 類移行後)主な意見
(移行前と変化がない)


利用者への対応は、引き続き訪問や電話が多い。職員間の会議では、テレビ電話が

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