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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (210 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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内容

詳細


自身の将来(介護をする/される)の勉強にもなるといっている介護助手もいる。



施設としては、介護助手としてまずは勤務いただき、その後、介護職として勤務いた
だきたいと思っている。本人の希望にもよるが、初任者研修を受講し、資格を取得し
た介護助手の方もいる。施設としても支援している。



介護助手自身のスキルが長年の勤務で向上した。目が届く範囲が広がってきた。

目的・方針の達

【施設内の環境改善】

成状況



介護助手が入ってから床掃除をこまめに実施できるようになった。

【施設】



床がきれいになり、部屋がすがすがしくなった。

【施設内の人間関係の改善】


介護に特化した職員以外に多様な職員がいて、ほっとできるような雰囲気がある。



介護職員と介護助手の連携もできており、利用者について丁寧な連絡・報告をしてい
ただけている。間接業務を行う中で介護助手が積極的に利用者とコミュニケーション
を取ってくださっている。イレギュラー対応(急な汚れによるリネン交換・床掃除)
にも快く対応していただき助かっている。



介護助手がいることで、介護職員からは耳に入らない介護職員と利用者とのかかわり
の状況など教えてくれることもある(良いこと/悪いこと)。

【リスクの低減】


周辺業務を支援してもらい、職員の気持ちに余裕ができたことが、リスクの低減にも
つながっていると感じる。見守りをしていても、早く危険に気づくことができる。



介護職を経験していた方に介護助手として勤務いただいているため、居室清掃やリネ
ン交換だけでなく、転倒リスクの高い利用者の見守りも対応いただけており、リスク
回避になっていると思われる。



介護助手の導入により事故は少なくなったように思う。



介護助手自身に介護経験がある場合、見守りの面でとても助かっている。職員が直接
業務のために居室に入るとリビングの様子がわからなくなる。介護助手に見守ってい
ただけることで転倒リスクなどが軽減されている。



介護助手に業務を担っていただき職員の見守りや利用者の状況確認可能な時間が増
えることで転倒、誤嚥・誤飲リスクが減った。

【費用対効果・人員状況】


介護助手を採用しなければ、短時間でも介護職員を採用しないと現場が回らないと感
じていたところだった。よって、介護助手を採用できたことでコスト削減になってい
ると思う。



介護職員が減っている状況であり、介護助手がいて何とか日々の業務が回っている状
況である。ナースコールをみてくれるだけでも助かる(対応は介護職員が実施)。



介護職員を1人採用するよりも費用対効果は高い。人手が必要な時間帯に勤務してく
れるパートも採用できるとよいと思っている。



採用コストや給料等よりも、どれだけ人材を確保できるかに重きを置いている。よっ

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