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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (155 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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内容
見守り機器

詳細


見守り機器の覚醒した時間のデータと尿量データを照らし合わせて、より適切な
排泄タイミングをつかみたいと考えていたが、分析までには至らなかった。排尿
予測機器のみで、パッド交換の時間を調整することができる。

移乗支援機器(非



装着型)

移乗支援機器を組み合わせることで、通知が鳴った後すぐに対応することができ
なかった。移乗支援機器が使える時間であるかどうか、また準備や移動等に時間
がかかり、利用者に合わせた誘導が難しかった。

内容

詳細

機器導入・利用に

【利用者】

おいて、うまくい



かなかったこと、
課題、失敗談

利用者にとって機器を装着していることにより、ストレスを感じられるようにな
った。



機器装着の違和感により、勝手に機器を外していることがあった。



機器をトイレに流してしまって紛失した。



皮膚がかぶれたため、看護師の指示により使用を中止した。

【職員】


装着位置が難しかった。装着位置が違うと、適切に膀胱がとらえられず通知が鳴
りすぎる、または、鳴らなくなる。



職員の年齢層が高く、スマホや機器操作で負担が高かった。



既存のケア記録に加えて、対象利用者は機器のデータ確認や入力等をしていたの
でオペレーション面で負担になった。

機器活用への期待



や課題への意見

ネットワーク環境が悪くインターネット回線を使用しない在宅向け機器を使用し
たため、メーカーにデータを基にしたサポートをしていただくことが困難だった。



認知機能が衰えている方はトイレに機器を捨ててしまうのではないかという心配
があるので、もう少し取れにくかったら良かった。



皮膚のたるみがあると装着位置が難しく上手く膀胱をとらえられないため、装着
が簡単になれば良い。



下腹部へ貼る位置がずれると正しく使えず、またおなかに貼り付ける面がぴった
りと張り付いていないと正しく使えない場合があった。



皮膚がかぶれてしまうためシート以外の方法で機器を装着できると良い。



寒い時期はジェルが冷たく、温めてから使用していた。



充電時使用できないという欠点があるので、電池交換できるタイプであれば良い。



メーカーで見れるデータも施設で確認できると、より分析できやる気も出ると感
じた。



メーカーによるサポートがあったため、とてもうまく使うことができた。今後も
サポートをお願いしたい。

その他



新型コロナウイルス感染対応があり、職員の負担が大きく実証に専念できなかっ
た。



新型コロナウイルス感染対応により、事後②の前で機器の使用を中断したため、
装着位置がわからなくなってしまった。

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