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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (132 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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内容

詳細
掛かる。

操作方法のトレ



ーニング、及び
施設への展開の

最初、操作方法をメーカーから職員に教えてもらい、その後、その職員がローテー
ションで、施設職員に展開していった。



仕方

操作方法が苦手な職員に対し、回数を増えして対応した方が良かった。傾向として
は、若い職員は操作方法を習得しやすい。



最初、メーカー担当から職員(3-4 名)に説明があり、実際に職員が操作して動かし
た。



トレーニングにて、十分操作方法を習得したつもりだったが、実際に初めて利用者
に使うと戸惑う部分もあった。現場で使うことを見据えて、トレーニングを実施す
る必要がある。



メーカーがリモートで施設にトレーニングをして、該当職員全員で聞くことができ
た。



施設で動画を撮ってメーカーに見てもらった。操作方法の指導を、メーカーから直
接貰ったことが有効だった。



職員 2 名が習得後、他職員が使う度に教えていた。また職員会議で操作方法を説明
した。

利用者の変化



変化は特になし。移乗支援機器 1 台で、利用者の状態が良く・悪くなることはなか
った。

内容

詳細

導入機器の評価

機種 A

と理由

【職員のメリット】


機器が苦手な人でも使えるくらい操作性が楽。コツを掴めば使える。

【要望・課題】


小さい部屋だと、機器の小回りがきかず、廊下で移乗作業する必要があり、それは手
間だった。



操作法は、慣れればストレスは減るが、慣れないと恐怖心(「ボタンを押して動くこ
とが怖い」、「持ち上げると落っこちるのではないか」)からくるストレスは増え
る。



トイレ、浴室への移動に使うので、全体生活パターンに変化がなく、居室滞在時間が
増えるわけではない。

機種 B
【職員のメリット】


当初機器操作が不安だったが(事故、転落、挟み込み)、機器の操作仕様上リスクが
ある状態だと動かないようになっている。安全な状態でないと動かないのでリスク
マネジメントに優れる機器である。

機種 C
【職員のメリット】


どの職員も、機器を同じように使えたことが最大の利点である。若い、高齢職員の偏
った方だけなく、全員一律で使えることが良い。

【利用者のメリット】

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