よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴う医療提供体制の移行及び公費支援の具体的内容について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴う医療提供体制の移行及び公費支援の具体的内容について(3/29付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

年1月までの間に1回でも入院患者の受入れの報告を行った病院):
4,824


コロナ入院患者の受入れ経験がない医療機関に受入れを促す。

(2) 医療機関の裾野を広げるための取組
① 感染対策の見直し
○ 2.外来医療体制の(2)①でもお示ししているとおり、ガイドライン
の範囲内で最大限安全性を重視した対応を行っていただいたところ。


今般の位置づけの変更に伴い、今後は、ガイドラインに沿いつつ安全性
だけではなく、効率性も考慮した対応へと見直すこととする。



具体的な見直し内容については、以下のとおり、④に記載する「医療機
関向け啓発資材」にその内容を盛り込み、医療機関等への周知をお願いす
る予定である。


新型コロナ患者・疑い患者診療時の個人防護具の選択について(入院・外来共通)
(再掲)


サージカルマスクを着用し、ゴーグルやフェイスシールドで目を防護
(マスク、フェイスシールドは、汚染した場合や勤務終了時などに交換 )



手袋とガウンは、患者および患者周囲の汚染箇所に直接接触する可能性がある場
合に装着
(患者および患者周囲の汚染箇所に直接接触しない場合は不要)



エアロゾル産生手技(※)を実施する場合や激しい咳のある患者や大きな声を出
す患者に対応する場合には N95 マスクを着用
(※)気管挿管・抜管、気道吸引、ネーザルハイフロー装着、NPPV 装着、気管切開
術、心肺蘇生、用手換気、上部消化管内視鏡、気管支鏡検査、ネブライザー療法、
誘発採痰など。



病室の割り当て・換気


新型コロナ疑い患者は原則として個室管理



新型コロナ確定患者は個室での管理が望ましいがコホーティング(同じ感染症
の患者を同室にあつめること)を行うこともある。
病棟全体のゾーニング(専用病棟化)は基本的に必要ない。



インフルエンザ流行時と同じように、病室単位(室内をレッド、ドア周囲をイエ
ロー、ドアの外をグリーン)とする対応も可能



病室内から廊下へ空気が流れるといったことがないよう、空調換気設備の吸排
気の設定や適切なメンテナンス、必要に応じたクリーンパーティションの利用
等により、可能な限り空気の流れが廊下から病室内に向かうように工夫

(参考)

13