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【参考資料2】第4回、第5回、第6回救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ資料 (194 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28351.html
出典情報 救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ(第7回 10/5)《厚生労働省》
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医療コンテナの災害時等における活用①
○ 医療コンテナは、2018年の「国土強靭化基本計画」において、「総合的な防災拠点施設にて医療コンテナをはじめ
とする診療ユニットについて平時活用を含め検討する」と記載されたほか、2022年の「経済財政運営と改革の基本方
針」においても「医療コンテナの活用を通じた医療体制の強化等の地域防災力の向上や事前防災に資する取組を推進
する」と記載され、災害時等の活用が期待されている。

○ 厚生労働省は、令和3年度に医療コンテナ調査分析事業を行い、災害時・新型コロナ対応での活用事例を調査・分析
した。
○ 医療コンテナは、
・テントと比べて
ー清潔性、堅牢性、耐候性に優れていること
ー水や電気の供給設備の配備やCT等の大型の医療機器を搭載できること
・プレハブと比べて
ー医療機器を搭載した状態で運搬が可能であり、災害時に被災地に運搬し医療提供が可能なこと
等、災害時等の活用における利点がある。
○ 過去には、
・災害時に、被災した病院の診察室、CT等検査機能の補完や避難所の巡回診療等に活用
・今般の新型コロナ対応では、発熱外来やPCR検査室としての活用(国内で20以上の施設が導入)
長崎港においてクルーズ船で感染した乗客の重症度判定のためにCT搭載の医療コンテナを活用
という事例があった。
<発熱外来>

<CTコンテナ>

<野外手術システム(陸上自衛隊)>

<dERU(日本赤十字社)>

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