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ヒアリング資料3 障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74901.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第60回 7/27)《厚生労働省》
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令和9年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細)
視点2 人材の確保・育成・専門性向上及び業務の負担軽減・効率化に向けた課題及び対処方策
3.ICT導入や記録業務簡素化による業務負担軽減を進めてください。
障害者グループホームの現場では、利用者支援に加えて、日々の記録作成、報告書入力、連絡調整、行政対応など、多くの事務業務が発生してお
り、援助者の大きな負担となっています。本来、支援者は利用者一人ひとりと丁寧に向き合い、安心できる生活環境を整えることが求められておりま
すが、現状では記録業務等に多くの時間が割かれ、直接支援の時間が十分に確保できない状況があります。現場での人員不足の中で複数業務を兼
務しているケースも多く、長時間労働や精神的負担の増加、人材定着率の低下にもつながりかねません。

〇こうした課題を解決するためには、ICT機器や福祉支援ソフトの積極的な導入を推進し、記録業務や情報共有の効率化を図ることが必要であり、導
入にはそのグループホームの規模に合わせたカスタマイズが必要です。現場には様々な世代の援助者がおりますが、例えばタブレット端末やスマー
トフォンによる支援記録入力、音声入力システム、クラウドによる情報共有、勤務管理システム等をそのグループホームの規模に合わせてカスタマイ
ズが可能なICT導入を行うことにより、職員の事務負担を大幅に軽減し、利用者支援に集中できる時間を確保することが可能となります。また、ICT導
入と合わせて、利用者の安心・安全な暮らしを守る観点から、防犯対策のカードリーダー等を活用した入退室管理システムなどのセキュリティ設備が
必要です。こうしたICT導入に向けての国の助成が現行でもありますが、 事業所規模に応じた柔軟なICT補助制度の創設及び小規模事業所でも利
用しやすい制度設計を国として積極的に推進していただくことを強く要望いたします。
○また、導入と同時に近年は通信費やクラウド利用料などのランニングコストが高騰しており、ICT導入後の維持管理経費が事業所の大きな負担と
なっています。このため、導入時の補助だけでなく、国においては、障害福祉現場におけるICT導入費用後の補助制度の拡充を行ってください。
障害者グループホームは、地域生活を支える重要な社会資源です。支援者が安心して働き続けられる環境を整えることは、利用者の安心・安全な
暮らしを守ることに直結します。現場の負担軽減と支援の質向上の両立を図るため、ICT導入支援、セキュリティ設備整備支援、通信費等の維持管理
経費への財政支援、事業所規模に応じた柔軟なICT補助制度の創設及び小規模事業所でも利用しやすい制度設計を国として積極的に推進してくださ
い。

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