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資料4 Ⅳ-112,140_メトトレキサート[1.5MB] (54 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00045.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第67回 2/6)《厚生労働省》 |
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-140
高いレベルのエビデンスに基づき,パネリストは,同種移植の前に骨髄破壊的前処置を受
けた患者に対して,GVHD を回避または軽減するために MTX とカルシニューリン阻害剤
の併用を推奨した。メタ・アナリシスや後ろ向き研究では,MTX とカルシニューリン阻害
剤による治療と比較して,MMF とカルシニューリン阻害剤による予防を行った場合,グ
レード III~IV の GVHD の発生率が高いことが報告されている。MTX とカルシニューリン
阻害剤を含むレジメンで予防した場合,MMF とカルシニューリン阻害剤のレジメンと比較
して,グレード II~IV の GVHD および生存期間が同等であることは注目すべきである。対
照的に,強度減弱前処置または骨髄非破壊的前処置における MMF と MTX の比較に関する
推奨のエビデンスレベルは低い。この設定では,MMF と MTX の比較エビデンスは存在し
ない。しかし,一般的な慣行によれば,パネルは骨髄非破壊的前処置および強度減弱前処
置を受ける患者に MMF のレジメンを推奨している。
4)Penack O, et al. Lancet Haematol 2024;11(2):e147-59. [参考文献 5]
p149
GVHD の予防を目的とした MTX の使用について,以前のガイドライン 4 から推奨事項に更
新の必要はない。
<日本におけるガイドライン等>
1)日本造血・免疫細胞療法学会. 造血細胞移植ガイドライン GVHD(第 6 版)2025 [参考
文献 36]
p16. VI. GVHD 予防 1. 予防法のプロトコール
現時点での標準的予防法は,Calcineurin inhibitor(CNI)である cyclosporin(CsA)あるいは
taclorimus(TAC)と methotrexate(MTX)の 2 剤併用療法である。
p16. VI. GVHD 予防 1. 予防法のプロトコール 1)CsA + MTX
これまでに行われたランダム化比較試験の結果から,本法は MTX 単独や CsA 単独療法に
比較し,急性 GVHD の予防効果に優れ,腫瘍性,非腫瘍性疾患ともに国際的に成人 HLA 適
合同胞間移植の標準的 GVHD 予防法とされている。小児非腫瘍性疾患においても
CsA + MTX が推奨される。一方,小児腫瘍性疾患では,CsA や MTX の単独投与もコンセ
ンサスが得られている。投与法・投与量は EBMT の調査結果が示すように多種多様である。
p16. (2) MTX
原法は 15 mg/m2(day 1)および 10 mg/m2(day 3,6,11)である。わが国の HLA 適合同胞
間移植では,day 11 の MTX を省略して 10 mg/m2(day 1)および 7 mg/m2(day 3,6)とし
た減量短期 MTX 法も原法との比較はなされていないものの広く実施されている。最近で
は 5 mg/m2(day 1,3,6)の minidose MTX 法も用いられる。欧米では,day 11 の MTX の
省略によって急性 GVHD が増加する,あるいは増加しないという報告がある。一方,PBSCT
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要望番号;IV-140
高いレベルのエビデンスに基づき,パネリストは,同種移植の前に骨髄破壊的前処置を受
けた患者に対して,GVHD を回避または軽減するために MTX とカルシニューリン阻害剤
の併用を推奨した。メタ・アナリシスや後ろ向き研究では,MTX とカルシニューリン阻害
剤による治療と比較して,MMF とカルシニューリン阻害剤による予防を行った場合,グ
レード III~IV の GVHD の発生率が高いことが報告されている。MTX とカルシニューリン
阻害剤を含むレジメンで予防した場合,MMF とカルシニューリン阻害剤のレジメンと比較
して,グレード II~IV の GVHD および生存期間が同等であることは注目すべきである。対
照的に,強度減弱前処置または骨髄非破壊的前処置における MMF と MTX の比較に関する
推奨のエビデンスレベルは低い。この設定では,MMF と MTX の比較エビデンスは存在し
ない。しかし,一般的な慣行によれば,パネルは骨髄非破壊的前処置および強度減弱前処
置を受ける患者に MMF のレジメンを推奨している。
4)Penack O, et al. Lancet Haematol 2024;11(2):e147-59. [参考文献 5]
p149
GVHD の予防を目的とした MTX の使用について,以前のガイドライン 4 から推奨事項に更
新の必要はない。
<日本におけるガイドライン等>
1)日本造血・免疫細胞療法学会. 造血細胞移植ガイドライン GVHD(第 6 版)2025 [参考
文献 36]
p16. VI. GVHD 予防 1. 予防法のプロトコール
現時点での標準的予防法は,Calcineurin inhibitor(CNI)である cyclosporin(CsA)あるいは
taclorimus(TAC)と methotrexate(MTX)の 2 剤併用療法である。
p16. VI. GVHD 予防 1. 予防法のプロトコール 1)CsA + MTX
これまでに行われたランダム化比較試験の結果から,本法は MTX 単独や CsA 単独療法に
比較し,急性 GVHD の予防効果に優れ,腫瘍性,非腫瘍性疾患ともに国際的に成人 HLA 適
合同胞間移植の標準的 GVHD 予防法とされている。小児非腫瘍性疾患においても
CsA + MTX が推奨される。一方,小児腫瘍性疾患では,CsA や MTX の単独投与もコンセ
ンサスが得られている。投与法・投与量は EBMT の調査結果が示すように多種多様である。
p16. (2) MTX
原法は 15 mg/m2(day 1)および 10 mg/m2(day 3,6,11)である。わが国の HLA 適合同胞
間移植では,day 11 の MTX を省略して 10 mg/m2(day 1)および 7 mg/m2(day 3,6)とし
た減量短期 MTX 法も原法との比較はなされていないものの広く実施されている。最近で
は 5 mg/m2(day 1,3,6)の minidose MTX 法も用いられる。欧米では,day 11 の MTX の
省略によって急性 GVHD が増加する,あるいは増加しないという報告がある。一方,PBSCT
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