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資料4 Ⅳ-112,140_メトトレキサート[1.5MB] (44 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00045.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第67回 2/6)《厚生労働省》 |
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要望番号;IV-140
2)Storb R, et al. Blood 1985;66(3):698-702. [参考文献 6]
慢性骨髄性白血病患者 48 例を対象に,HLA 適合同胞間骨髄移植を行い,GVHD の予防と
して,MTX(n = 23)または CSP(n = 25)を投与する群に無作為割付けを行った。MTX 投
与群の年齢中央値は 27 歳(11~47 歳)
,MTX の投与量は移植後 1 日目に 15 mg/m2,3,6,
11,18,25,39,53,67,81,95 日目に 10 mg/m2 であった。3 年生存率は CSP 群,MTX 群
でそれぞれ 62%と 66%(p = 0.60),グレード II~IV の急性 GVHD 発生率はそれぞれ 42%
と 46%(p = 0.70)
,慢性 GVHD 発生率は 50%と 63%(p = 0.44),移植関連死亡は 30%と 24%
(p = 0.51)であり,いずれも有意差を認めなかった。
3)Ringdén O, et al. Bone Marrow Transplant 1986;1(1):41-51. [参考文献 7]
HLA 適合骨髄移植を行った血液悪性腫瘍患者を対象に,GVHD 予防として CSP(n = 30)
または MTX(n = 29)に無作為に割り付けた。MTX 投与群の年齢中央値は 18 歳(1~43
歳),MTX の投与量は移植後 1 日目に 15 mg/m2,3,6,11,18,25,39,53,67,81,95
日目に 10 mg/m2 であった。全急性 GVHD は,CSP 群に多く見られた(p = 0.001)
。グレー
ド II~IV の急性 GVHD は,MTX 群では 22%であったのに対し,CSP 群では 40%に認めら
れた(有意差なし)
。成人患者では,グレード II~IV の GVHD は,MTX 群と比較して CSP
群でわずかに多かった(p<0.05)
。小児患者(17 歳以下)ではグレード II~IV の GVHD は
MTX 群では 29%,CSP 群では 33%に認められ,差はなかった(p = 0.6)
。慢性 GVHD は CSP
群で 30%,MTX 群で 39%であった。3 年生存率は,CSP 群で 58%,MTX 群で 69%であっ
た。
4)Storb R, et al. Blood 1986;68(1):119-25. [参考文献 8]
重症再生不良性貧血に対して HLA 適合同種骨髄移植を施行した 46 例を対象に,GVHD 予
防として MTX と CSP の併用療法(n = 22)と MTX 単独療法(n = 24)の効果を比較する
前向き無作為化試験を行った。MTX と CSP の併用群の年齢中央値は 23 歳(第一四分位数
14,第三四分位数 34)
,MTX 単独群の年齢中央値は 22.5 歳(第一四分位数 18.5,第三四分
位数 27.5)であった。MTX の投与量は,CSP との併用群では移植後 1 日目に 15 mg/m2,3
日目,6 日目,11 日目に 10 mg/m2,MTX 単独群では移植後 1 日目に 15 mg/m2,3,6,11,
18 日目,以後週 1 回 102 日目まで 10 mg/m2 であった。グレード II~IV の急性 GVHD の累
積発生率は,MTX と CSP を併用した患者では,MTX 単独の患者に比べて有意に減少した
(18% vs. 53%,p = 0.012)。MTX 単独を投与された 3 例の患者ではグレード III,6 例の患
者ではグレード IV の急性 GVHD を発症したが,MTX と CSP を投与された患者では発症
しなかった。MTX と CSP が投与された患者と,MTX 単独が投与された患者の 2 年生存率
はそれぞれ 82%と 60%であった(p = 0.062)
。MTX と CSP の併用により,重症再生不良性
貧血のために移植を受けた患者の急性 GVHD の発生率と重症度が有意に低下し,その結
果,生存率が向上したと結論付けた。MTX 単独投与患者 1 名において GVHD に関連しな
い間質性肺炎による死亡が報告された。
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要望番号;IV-140
2)Storb R, et al. Blood 1985;66(3):698-702. [参考文献 6]
慢性骨髄性白血病患者 48 例を対象に,HLA 適合同胞間骨髄移植を行い,GVHD の予防と
して,MTX(n = 23)または CSP(n = 25)を投与する群に無作為割付けを行った。MTX 投
与群の年齢中央値は 27 歳(11~47 歳)
,MTX の投与量は移植後 1 日目に 15 mg/m2,3,6,
11,18,25,39,53,67,81,95 日目に 10 mg/m2 であった。3 年生存率は CSP 群,MTX 群
でそれぞれ 62%と 66%(p = 0.60),グレード II~IV の急性 GVHD 発生率はそれぞれ 42%
と 46%(p = 0.70)
,慢性 GVHD 発生率は 50%と 63%(p = 0.44),移植関連死亡は 30%と 24%
(p = 0.51)であり,いずれも有意差を認めなかった。
3)Ringdén O, et al. Bone Marrow Transplant 1986;1(1):41-51. [参考文献 7]
HLA 適合骨髄移植を行った血液悪性腫瘍患者を対象に,GVHD 予防として CSP(n = 30)
または MTX(n = 29)に無作為に割り付けた。MTX 投与群の年齢中央値は 18 歳(1~43
歳),MTX の投与量は移植後 1 日目に 15 mg/m2,3,6,11,18,25,39,53,67,81,95
日目に 10 mg/m2 であった。全急性 GVHD は,CSP 群に多く見られた(p = 0.001)
。グレー
ド II~IV の急性 GVHD は,MTX 群では 22%であったのに対し,CSP 群では 40%に認めら
れた(有意差なし)
。成人患者では,グレード II~IV の GVHD は,MTX 群と比較して CSP
群でわずかに多かった(p<0.05)
。小児患者(17 歳以下)ではグレード II~IV の GVHD は
MTX 群では 29%,CSP 群では 33%に認められ,差はなかった(p = 0.6)
。慢性 GVHD は CSP
群で 30%,MTX 群で 39%であった。3 年生存率は,CSP 群で 58%,MTX 群で 69%であっ
た。
4)Storb R, et al. Blood 1986;68(1):119-25. [参考文献 8]
重症再生不良性貧血に対して HLA 適合同種骨髄移植を施行した 46 例を対象に,GVHD 予
防として MTX と CSP の併用療法(n = 22)と MTX 単独療法(n = 24)の効果を比較する
前向き無作為化試験を行った。MTX と CSP の併用群の年齢中央値は 23 歳(第一四分位数
14,第三四分位数 34)
,MTX 単独群の年齢中央値は 22.5 歳(第一四分位数 18.5,第三四分
位数 27.5)であった。MTX の投与量は,CSP との併用群では移植後 1 日目に 15 mg/m2,3
日目,6 日目,11 日目に 10 mg/m2,MTX 単独群では移植後 1 日目に 15 mg/m2,3,6,11,
18 日目,以後週 1 回 102 日目まで 10 mg/m2 であった。グレード II~IV の急性 GVHD の累
積発生率は,MTX と CSP を併用した患者では,MTX 単独の患者に比べて有意に減少した
(18% vs. 53%,p = 0.012)。MTX 単独を投与された 3 例の患者ではグレード III,6 例の患
者ではグレード IV の急性 GVHD を発症したが,MTX と CSP を投与された患者では発症
しなかった。MTX と CSP が投与された患者と,MTX 単独が投与された患者の 2 年生存率
はそれぞれ 82%と 60%であった(p = 0.062)
。MTX と CSP の併用により,重症再生不良性
貧血のために移植を受けた患者の急性 GVHD の発生率と重症度が有意に低下し,その結
果,生存率が向上したと結論付けた。MTX 単独投与患者 1 名において GVHD に関連しな
い間質性肺炎による死亡が報告された。
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