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参考資料1 「到達目標の活用について」 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
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令和元年度 厚生労働省委託事業
看護師の特定行為に係る実態調査・分析事業(令和2年3月)
「到達目標の活用について」
特定行為区分:循環動態に係る薬剤投与関連
特定行為:持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
概要:医師の指示の下、手順書により、身体所見(意識レベル、尿量の変化、血圧等)及び検
査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の降圧剤(注射
薬)の投与量の調整を行う。
特定行為区分別科目一般目標:
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力、
判断力及びコミュニケーション能力、並びに当該特定行為を行うための高度かつ専門的
な知識及び技能の向上を図る。
特定行為別到達目標:
① 持続点滴を行う降圧剤投与の適応となる主な疾患・病態を理解できる
② 主な降圧剤の輸液製剤の種類、特徴及び臨床薬理を理解できる
③ 降圧剤の注意点(投与量、投与経路、副作用、心電図変化を含む)やリスク(有害
事象とその対策等)を理解できる
④ 血圧変動に伴う身体所見と検査結果を理解できる
⑤ 身体所見と検査結果から持続点滴中の降圧薬の投与量調整の必要性の可否を判断
できる
⑥ 手順書で指示された病状の範囲外である場合、医師に報告・相談できる
⑦ 手順書に沿って持続点滴中の降圧剤の投与量調整を実施できる
⑧ 持続点滴中の降圧剤の投与量の調整を行い、前中後の状況を把握し、医師に報告で
きる
⑨ 降圧剤投与に伴う主な有害事象の対策等ができる
⑩ 持続点滴中の降圧剤の投与量の調整結果に関わる医療者に情報共有ができる

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